病院で働いているときは、NICUとこどものICUで働いていました
出産直後から赤ちゃんが入院してしまって、毎日面会に来ているお母さんたちにたくさん接してきました
でも、その頃は産後の体のことなんて全然知らなかったので、お母さんの体調に意識を向けることなんてほとんどできませんでした
今だったら、そういうお母さんにこんなことを伝えたいなぁというのをまとめてみます
まず、以前も書きましたが、病院にいる看護師や助産師は、産後の体のことなんてほとんど分かっていません
自分の体は自分で守らないといけません
もし、同じ病院のNICUに赤ちゃんが入院した場合
面会に行くときはできるだけ車いすを借りて、家族に押していってもらいましょう
「え?」って顔をされたら、「無理はしたくないので」とでも言っておいたらいいのです
入院中は、とにかく搾乳をします
おっぱいは、刺激されればされるほどたくさん出てきます
だから、まだ出ないと思っても、暇さえあれば搾乳します
そして、入院中に搾乳のコツを助産師さんにきちんと教えてもらいましょう
帰ってからも搾乳は続きます
私は搾乳器をお勧めします
手で搾乳するのは難しいし、あっという間に腱鞘炎になります
しかも、首をガクッと曲げて下を向いて必死に搾乳する体勢は、長時間になると「イライラ~~」がこみ上げてきやすい体勢です
しかも、下を向いている姿勢というのは、心理的に落ち込みやすい姿勢です
ただでさえ赤ちゃんと一緒にいられなくて落ち込んでいるのに、追い打ちをかけやすいです
そして、手で搾乳する場合、おっぱいが張っていないとなかなか搾れないので、おっぱいが張るのを待って搾乳することになり、おっぱいの刺激間隔が空くので、分泌が低下しやすいです
こういう理由があるので、いちにち最低8回は、搾乳機で搾乳することをお勧めします
落ち込みを少なくし、分泌量を保つために、目の前に赤ちゃんの写真を置いて、話しかけながら搾乳するのもお勧めです
たとえ赤ちゃんが入院していて一緒にいなくても、お母さんが産後の体だということに変わりはありません
やっぱり産後の1か月は横になって休んでいるべきなのです
ですが、赤ちゃんが入院している場合
「赤ちゃんのお世話もしないのに、寝ていることはできない」と思って、一生懸命家事をやりがちです
自分の中の罪悪感などもあり、必要以上に家事をやってしまいます
赤ちゃんが入院していても、家事は1か月しないほうがいい!
ここで無理をすると、本当に数か月後に産後ウツになる可能性がぐんと高まってしまうのです
体もガクッと絶不調になったりします
ほんとうに、そうなるのは数か月後ということが多いわけです
数か月後っていったら、赤ちゃんお家に帰ってきているのでは?
そんな時にお母さんの体調が悪かったら?
また自分を責めてしまったり
ウツウツとして赤ちゃんがかわいいと思えなかったり
育児が楽しいと思えなかったり
もうこれは、自分がちゃんと産んであげなかったから・・・と責めちゃって・・・
っていう、ものすごい悪循環ループにはまります
違います!!
ちゃんと産んであげられなかったからじゃなくて、産後に安静にしていなかったから!!!
って、こんな人たくさんいると思うんです
赤ちゃん、ちゃんと産んであげられたでしょう
そして、今一緒にいられるでしょう
赤ちゃんをこの世界に送り出してあげて、ちゃんとお母さんとしての役目は果たしているから
だから、その大切な赤ちゃんを心からかわいがれるために、ちゃんとお世話ができるように、一緒にいられてうれしいねって言えるために
これからちゃんと守って、しっかり大きくしてあげられるために
産後はちゃんと休みましょう!!
ほんとにね、自分の体調がよくないと、赤ちゃんをかわいいなんて思えないのよ
もし、面会に通うとき、公共交通機関で通うなら、なんとか座れる時間帯などを探す
あまりに遠いときは、一日おきにする
まずはお母さんの体調が最優先です
車で通うときは、運転手がいるならば、後部座席で横にならせてもらっておく
自分で運転していかないといけないときは、ちょっと時間に余裕を持っていって、着いた時、帰る前には後部座席で少し横になって休む
産後は、できるだけ横になっている時間が長い方がいいのです
なので、どうにかしてその時間を捻出しましょう
そして、面会に通うときは、どうしても起き上がっている時間が長くなるので、骨盤を支えるために、骨盤ベルトをうまくつかっていきましょうね
こういうお母さんにこそ、産後の情報届けたいなぁと思います
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