地球深部探査船「ちきゅう」が、南鳥島(東京都)深海底から「レアアース」を含んだ泥の試掘に成功した。
海洋研究開発機構の地球深部探査船「ちきゅう」が、南鳥島(東京都)沖の水深約5700メートルの深海底から「レアアース」(希土類)を含んだ泥の試掘に成功したことが1日、政府関係者への取材で分かった。世界の生産量の大半を握る中国がレアアースを外交カードとして利用する姿勢を強める中、今回の成功は国産化に向けた大きな一歩となる。
近く正式に発表される。試掘は、内閣府の大型研究プロジェクト「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」の一環で、東京から約1900キロ・メートル離れた南鳥島の排他的経済水域(EEZ)で行われた。ちきゅうからパイプを延ばし、無人潜水船で水流を調整しながら、船から注入した海水の圧力で海底の泥を船上に押し上げて回収した。海底油田や天然ガス田の掘削方式に独自の工夫を加えた世界初の試みだ。
SIPでは約400億円かけて、泥を破砕する「採鉱装置」や回収用の特殊なパイプなどの機器開発を進めてきた。2022年には水深約2400メートルの茨城県沖で泥の吸い上げに成功していた。今回は倍以上の水深だったが、非常に大きな水圧がかかる環境でも動作することを確認した。
同機構を所管する松本文部科学相は1日、「レアアース泥を揚泥することに成功した」とX(旧ツイッター)に投稿した。[PR]今回の成功を受けて、27年2月には1日最大350トンの泥を引き揚げる本格的な試掘を行う計画だ。28年3月までに採鉱コストを踏まえた採算性を報告書にまとめる。この海域では東京大の研究者らが13年、レアアースが高濃度に含まれている泥を発見した。少なくとも1600万トンのレアアースがあるという試算がある。国別埋蔵量で世界3位に匹敵する量だ。
レアアースは世界中に幅広く分布しているが、採掘量の約7割、精錬量の約9割を中国が握っている。中国は、レアアースの輸出規制強化を他国に外交的・政治的な圧力をかけるカードとして多用している。
◆ レアアース =ネオジムやジスプロシウムなど17種の元素の総称。電気自動車のモーター用の強力磁石、発光ダイオードなどに使われており、現代の産業に不可欠な素材だ。日本は輸入量の6~7割を中国に頼っている。
CRAZY: 🇯🇵 Japan becomes the first country in the world to begin mining rare earth metals from the ocean floor. pic.twitter.com/HZDEpAKCZg
— Crypto Rover (@cryptorover) February 2, 2026
クレイジー:日本が世界初の国として、海底からレアアース金属の採掘を開始。
🌐世界初! 🇨🇳中国を圧倒!
— # hii (@hii29227409) February 3, 2026
🔥🇯🇵日本深海採掘に成功! 6000メートル
海底レアアース採掘が世界記録を樹立!@__Inty__https://t.co/3rHWkeWy60https://t.co/XZ5uyWdtUX pic.twitter.com/71LfwUO8wl
世界初! 中国を圧倒!
日本深海採掘に成功!
6000メートル海底レアアース採掘が世界記録を樹立!
海底に核爆弾を設置して数々の人工地震を起こしてきたとされる地球深部探査船「ちきゅう」が、漸く本来為すべき任務を遂行し始めた。
DS「ちきゅう」号はホワイトハット管理下に置かれた。
