
昨日は、母とお知らせしております
下野市にある道の駅しもつけでの作品展の資材調達に東京堂へ行って参りました

さて、そんな作品展にも出展予定である…
壬生いなば地区公民館自主講座「ノワール・ロゼ」の生徒様たちが
2ヶ月かけてクリスマスリースをおつくりになられました

10月の講座では、まずは花材のワイヤリングや下処理などを行って頂きました。
11月の講座では、リースの下処理とアレンジを行って頂きました。
なぜ、2回に分けたのかと申しますと…
まず、第1にリースはたくさんの花材を使用しております。
そのため、それら花材のワイヤリングや下処理などに多くの時間を費やさなければなりません。
そして、それらを雑に行ってしまうと…リースの出来映えが全く変わってきます。
見ただけでは分からない、制作過程には多くのエッセンスが詰まっております。
ワイヤリングの仕方一つとっても、高低差をつけたワイヤリング方法や立体的に見せるためのワイヤリング方法など…
生徒様の中には
「そんな細かいところまで気を使うんですね」と驚かれる方もいらっしゃいます。
そして、やはりそれら多くの花材をいかに生かすかがアレンジの仕方で変わってきます。
そのため時間にゆとりを持って、どなたがおつくりになられても綺麗で素敵なリースにするために2回に分けさせて頂きました。
集合レッスンの際に私たちは、アレンジする際のワイヤーの長さや高さなども
細かく指示させて頂きます。
そうすることで、初心者の方であってもまとまりのある美しいアレンジを制作して頂けます。
花材の刺す順番なども、どの順番でどのように刺していけば良いのか…
これをアドバイスさせて頂き、それを基にアレンジされていくことで本当に美しく
まとめることが出来ます。
細かく言ってしまえば…
花材を刺す角度も刺す位置などによって違います。
講師ともなれば、それはなんとなく体で覚えているものですが…
生徒様にはその都度アドバイスさせて頂いています。
同じ花材を使用しているにも関わらず…
作る人によってそのアレンジの表情が違うのは…
花材を置く位置、花材を刺す角度などが人によって違うからです。
それは、良い意味でもいいエッセンスになります。
しかし、マイナスに出てしまうと…
「先生…花材が足りません。オアシスやワイヤーが見えてしまいます~」
ということにもなります。
そういったことが極力ないように、花材を刺す角度まで的確に指示させて頂いています。

花材のバランス、位置、アレンジの技術…どれも申し分のないリースです。
立体的に見えるようアドバイスさせて頂いたポイントも見事に組み込まれています


現在では、ご姉妹でノワールロゼに在籍して頂いています。
ローズを一カ所にまとめられて、O様らしい素敵なリースになりました

リボンもあえて色分けにすることでスタイリッシュさも出ています

みなさん、私たちのアドバイスを基にそれぞれのテーマを持ってリースをつくられ
とっても素敵なリースが誕生しました

作品展には、今回ノワールロゼで作って頂いたリースを全て展示させて頂きます。
同じ資材でも、こんなにたくさんの表情があるんだ!ということを知って頂ける
とっても素敵な機会です

私も資格を取ったばかりの頃、作品展や、有名ホテル、百貨店、有名な花屋さんなどにディスプレイされているアレンジなんかを勉強がてら見に行っては…
素敵なアレンジを凝視したり、スタッフの方に声をかけてはじっくりアレンジを見せてもらったものでした
「こんな色合わせがあるんだ」
「こんなアレンジがあるんだ!」
と多くの刺激を受け、帰宅してから母と一緒にそのアレンジを再現するべく奮闘したものでした(笑)
しかし…これが中々うまくまとまらない…
同じ色合いなのに…同じ花材を使用しているのに…
何故か、刺激を受けたアレンジのように素敵にまとまらないんです。
見た感じ、一緒のようなんだけど…
頭のどこかで「なにかが足りない…」と言っているもう1人の自分がいます(笑)
今となってみれば…
ワイヤリングの仕方だったり…
刺す位置や角度だったり…
リボンの結び方だったり…
ちょっとしたことですが、そんなちょっとしたことが数多く存在しており…
「ただ、見ただけの知識でアレンジをまとめているからうまくいかない」と分かります。
ある程度の経験者になると私たち講師も、極力ことこまかに指示しないように生徒様の様子を見ながらレッスンさせて頂いています。
そんな中、レッスンしていて嬉しい言葉が…
「先生…私のアレンジ、先生の見本通りに作ったはずなのに…なんだかこう物足りないというか、うまくいかないんです
」
という言葉です。
それ、とっても大切な「気付き」なんです
そう言って頂いた生徒様のその後の技術の伸び率は抜群です
同じ資材をつかって、同じようにアレンジすればその見本通りにできてしまうなら…
正直、私たち講師のいる意味ってなくなってしまいますし…
見てつくれるなら、わざわざレッスンを受ける必要すらなくなってしまいます
生徒さんが、お金を出してレッスンを受けてくれるということ。
それは、ただそのアレンジを買うということではなく
作る過程や、そこにつまったエッセンスにこそ本当の価値があると思っています。
そのため、そういった「見えない部分」にこだわりを持ってレッスンさせて頂いてます。
講師として、商品として恥ずかしくないものを作ることができる技術をレッスンに
たくさん散りばめています。
あつ~く語ってしまいましたが…
講師として、そんなプライドとポリシーを持ってレッスンさせて頂きます
もちろん、現在でも私たち講師陣も常に勉強、スキルアップする日々です
ノワールロゼの生徒様も、リースだけではなく大きなアレンジも作りたい!と
連日レッスンにお越し頂いており、ノワの教室もとっても賑やかです
作品展では、そんな勉強熱心な生徒さまの作品達を一気に見ることが出来るチャンスです。
そんな作品たちに刺激を受け、あんなアレンジを作れるようになる!という目標をもってチャンレジしていくことで技術が身に付いていきます。
ぜひ、生徒様も楽しみになさっていてくださいね




