クロさんが、ブログでさっちゃんの新学期の準備をしていました。

 クレオンを新調したり、汚れたバッグも新調したり忙しいそうに奮闘していました。

 さっちゃんのお母さんだから、クロさんは、クレオンに1本づつ、さっちゃんの名前を書いたシ―ルを貼ってあげていました。

 さっちゃんが、無くしても困らない様に心を込めて、新学期の準備をするクロさんは、優さしい愛情が溢れていて、ほのぼのとして心が温かくなりました。

  散歩に、さっちゃんと近くの土手まで行くと、桜が散っていて、土手の道が花びらでピンク色になっていました。

 クロさんは、さっちゃんが余り遠くへ行かないように心配しながらも、クロさんの先を無我夢中で走るさっちゃんを見守りながら、クロさんは、心の中でクロさんの目が届く範囲なら、さっちゃんは冒険ができるとつぶやきました。

 少し前までは、クロさんから離れなかった、さっちゃんは、今はクロさんから離れていき一人で走ったりしている、いつかは、自立していくさっちゃんだけど、クロさんの心は、揺れてせつない気持ちになりました。 

 桜吹雪に身を投じるクロさんは、母として寂しさを感じているようです。

 なんだか、胸が痛くなってきて、少しだけ涙が流れてきました。