昨年 丸一朗のお母さんが亡くなってから、日を追うごとにみんなが寂しく思っている


ことがあります。


それは、おばあちゃん特製の手打ちパスタやポレンタというとうもろこしの粥や


イノシシの煮込みなどの、おばあちゃんお手製の料理が食べられなくなったこと・・・。



毎週日曜のお昼に私たちを呼んでは、美味しいものをいっぱいごちそうしてくれるのが、


おばあちゃんの楽しみでした。


イタリアのおばあちゃんたちは、結構みんなそんな感じかな・・・・。


自分の作ったおいしいものを囲む家族を見るのが、一番の楽しみなのです。




レストランに行けば、似た様な料理はあるし、


みんなが作っているようなごく普通の家庭料理・・・、なのに何故か違う。


おばあちゃんの料理には年季が入っていて、誰も同じものは作れない。


それをひしひしと感じている今日このごろです。




そんな折、おばあちゃんの親友のベッピーナさんがお昼にワンコ一家を招待してくれました。


おじいちゃんも入れてみんなで行くと、べッピーナさんは人懐こい笑顔で迎えてくれました。


ベッピーナさんの息子さん・娘さんたちの家族も加わり、総勢15名です。


こんな大勢のための食事を何の苦もなく一人で作ってしまうのですから、たいしたものです。


実は彼女、昔は大会社の社員食堂やレストランなどでシェフをしてきた人なのです。


昔は100人分くらい作っていた・・・といいますから、プロです。





その日はラザーニャとか、イノシシソースのパスタとか、鳥のローストなど、おばあちゃんも


よく作っていたメニューのオンパレードでした。


話はいつの間にか、亡きおばあちゃんの話に・・・。


ベッピーナさんは、


「お友達はたくさんいるけどね、本当に親友・・・って言えるのはリタだけだったから、


寂しくてねぇ。」と、うっすら涙を浮かべていました。


しんみりしたかと思うと今度は孫たちのおかしい話で大笑い・・・、


おしゃべり好きな、とってもチャーミングなおばあさんです。


ふと、何かの話の最中に突然フランス語を話し出したので、びっくりビックリマーク


「ええっ、ベッピーナって、本当はフランス人だったの?」


と、聞きましたら、


16歳のころ、フランスのリヨン郊外のブドウ畑を持ってる領主さんの家族のところに、


お手伝いで働きに行ってたそうです。


お料理もその時に習ったそうで、フランス料理も得意です。


フランス語も半年でなんとか喋れるようになり、その後その領主さんのところで


同じく働いていた同郷のイタリア人と結婚、子供も産まれました。


25歳ころ、一家でイタリアに帰ってきて家を構えたそうです。


フランスでは、領主さんのご家族がとてもよくしてくれて、今でも親交がある


とのこと。


リヨンに行くと、家族同様に扱ってくれて、反対に領主さん一家もベッピーナの


田舎の家に滞在しに来たりするそうです。


昔の使用人と領主の関係なのに、とっても平等なんですねビックリマーク


( っていうか、ベッピーナさんの暖かい人柄がみんなを惹きつけるんだろうな。。。)



ベッピーナは、領主さん一家が、「自分の家族っていう感じがするの」


と言っています。


きっと深いところで繋がっているんでしょうね。


素敵だなぁ・・・・音譜




今年の5月はベッピーナ夫妻の結婚50周年。クラッカー


リヨンの領主さんたちに呼ばれているそうで、二人でハネムーンですって。


ごちそうさまラブラブ



それから帰ったら、またみんなを呼んで ごちそうしてくれるそうです。


待ってます音譜