そんな訳で、フィレンツェの歴史的な中心街は戦火から守られていた
ようですが、例外もありました。
第二次世界大戦も末期の頃です。
あのちょび髭のおっさん率いるドイツ軍が、フィレンツェで一番古い橋
ポンテ・ヴェッキオ以外の橋を全部爆破
してしまったんです。
当時イタリア国内でも反政府運動が活発になっていたのですが、
そのパルチザンの活動を阻むためです。
爆破の振動で川沿いの建物の外壁などに、かなりの被害が出ました。
残念なことに、美しかったアルノー川沿いの景色も永久に失われてしまいました。![]()
もちろん修復はされましたけれど、同じものは二度と戻りません。
この爆音により、ウフィッツィ美術舘の川に近い方の天井のフレスコ画も
崩れ落ちてしまいました。
これも修復はされましたけどね。
( あっ、そのフレスコ画の修復の際に日本の和紙が大活躍したんですよ。
和紙の持つ強度がちょうどいいそうです。)
そんな訳で、敵軍には破壊されずに、味方であったはずのあの狂気の
軍勢が とんでもないことをしてくれた・・・というお話でした![]()