夏のバカンツァ晴れのシーズンになると、困った社会問題が出てきます。

それは、

バカンツァに犬わんわんを連れて行けない飼い主が、犬を捨ててしまうという


非常に非人間的な行動です。パンチ!


よくあるのは、アウトストラーダ(高速道路)で犬を捨てるという、

許せない行為・・・・パンチ!

路頭に迷ってとぼとぼと炎天下の高速を歩く犬。

残念ながら、車に轢かれちゃうワンちゃんも・・・ウルウル汗しょぼん

心がいたみます。


でも、そこはそれ、悪い人ばかりではない・・・


誰かに拾われるラッキーベルなワンちゃんもいます。


で、夏の終わりになると、犬の公園には新顔の飼い主さんたちニコニコが

拾った犬を連れて現れます。

それぞれ、どこで拾ったか、どういう状態だったか、大井戸端会議が

はじまります。どのワンちゃんも拾ってくれた飼い主さんに、とっても感謝

している雰囲気で、何年も一緒にいたかのよう・・・ドキドキ


去年の夏の終わりに、こんなことがありました。

いつものようにアストロくんと犬の公園に行くと、見知らぬ初老の男の人が

お母さん犬とまだ小さい子犬の二匹を連れてきていました。

アストロがあまりしつこくお母さん犬に付きまとうのを見て、その子犬が

さっと、お母さんの前にふんばり、


わん、わん、わんっビックリマークわんわん


と、アストロを遠ざけてしまいました!!!

ちっちゃいのに、エライビックリマーク

感動した私は、その飼い主さん(名前はジュゼッペ)と話し始めました。

その二匹の由来を知って、びっくり。目

二匹ともシチリア島で拾ってきたとのことでした。


奥さんと二人でシチリア島のカターニアを訪れたときに拾っちゃったそうです。

その街には野良犬がたくさんいるのですが、

その中のガリガリに痩せた一匹が遠くの方からジュゼッペさんを見て、

まっすぐ近づいて来たそうです。

口に何かをくわえて・・・

毛糸球のように見えました。

近づくにつれて、その毛糸球の様なものがちっちゃい子犬だと

わかりました。くわえているのは、母犬でしょう。

母犬はジュゼッペさんの近くまで来ると、彼の足元にその子犬を置いて

正座して嘆願するような目で見つめました。

ジュゼッペさんには、その意味がわかりました。

おそらくその母犬は以前人間に飼われていたに違いない・・・

でも、妊娠してから捨てられたか、捨てられてから妊娠したか・・・

それはわからないけど、

厳しい条件のもとで子犬を育てるのは、もう限界らしい。

子犬だって、もっとたくさんいたと思われるけど、一匹だけが

生き残ったようです。

ジュゼッペさんは、迷わずその母犬と子犬を自分の車に乗せて、

フィレンツェに帰りました。合格


彼の家では一匹しか飼えないので、子犬の方をもらってくれる里親を

探している・・・とのこと。

道理で・・・、野良犬の中で育ったから、このちびちゃんわんわん、こんなに

威勢がいいんだわ・・・と思いました。

「だれか、見つかるといいわねー」といって、わかれました。


その後しばらくたってから、ジュゼッペさんと母犬を見かけたので、

「ちびちゃんわんわんは?」と聞くと、

隣町の、お友達の家にもらわれていって幸せに暮しているという返事。

ホーッアップと、しました。

ちびちゃんは「レオくん」という名前がついて、相変わらず威勢がいい

んですって。

勇気りんりんの、ライオンみたいなレオくんは、その街の有名人物(犬?)

だそうで、みんなに愛されてるそうですよ・・・ラブラブ

よかったーラブラブ

幸せにねー晴れ