ナポリ晴れに行きたいなんて書いてたら、ますます恋しくなりましたラブラブ!

遊びじゃなくて、仕事で行った時にもいい思い出がありますよ。


革手袋の買い付けに来たお客さんたちの通訳で行ったのですが・・・

グルメな方々で、とにかく美味しいものが食べたいと・・・

迎える革工場の社長さんが案内してくれたのは、

リストランテ・アルバというナポリのはずれにあるレストランでした。


大きなレストランで、

ちょうど昼時だったので、現地のナポリ人でごった返していました。

ごくカジュアルな格好で来ている人もいれば、エレガントなスーツで

身を固めたビジネスマンもいたり・・・(話はずれますけど、ナポリ紳士の

お洒落は半端じゃないですよ!!! 世界一の紳士服の縫製職人もこの

あたりに集中しています。)

お店の前面は築地の魚河岸みたいに、ありとあらゆる種類の魚がうお座

氷の上に並べられていて壮観です。

見たこともないような貝とか、すごい顔の魚もあったり。

この時点で、「ここは美味しそう」ラブラブという予感めいたものが、脳裏を

よぎりました。

で、予感的中ベル

テーブルに座ったとたんに出される「つきだし」みたいなもので、すでに

全員、ノックアウトされました合格

ピッツァの生地にわかめを練りこんで、油で揚げたものが美味しくて・・・

みんなはこれをおかわりしながらビールを飲んでました。

それに続く魚介のアンティパスト(前菜)のすばらしさ。

新鮮な魚を使ったパスタ 3種類が次々と出てきて・・・

この時点ですでに全員超満腹。ニコニコ

セコンド(メイン)にはたどり着けませんでした。

口をさっぱりさせるためにレモンのシャーベット、

最後にはやはり、「ナポリの」エスプレッソです。


その後に訪ねたその手袋工場では、兄弟全員が働いていて、まさに


家内制手工業状態。


一階は家族のお住まいで、子供たちが自転車を乗り回してたり・・・自転車

サッカーしてたり・・・サッカー

この辺がナポリの、すごくホッとするところです。

私が育った東京の下町に似ていて・・・。


社長さんのお話にまた、ジーンときたりしました。

なんでも、その工場で革を外国から輸入するにあたって、子供が強制

労働させられているような国からは、絶対に買い付けたくないビックリマークと

考えて、世界のあちこちの革なめしの現場を見学しに行ったそうです。

子供が二束三文で働かされているのを見ると、自分の子を思い出して

泣いちゃうしょぼんそうです。下のお子さんが確か、体が弱いのでした。


いい人なんだな・・・と、思いました。

帰り際、単なる通訳の私に、一対の革手袋をプレゼントしてくれました。

その時着ていたこげ茶のコートと同じ色の「手縫い」の上等の革手袋で、

私の小さい手にぴったりでした。

買えば、とても高価なものです。


おまけに私とフィレンツェの買い付け会社の担当さんに、

バッファローのモッツァレッラをお土産に持たせてくれて・・・。


なんか、仕事上とはいえ、まるで故郷に帰ったみたいに

よくして頂きました。

ナポリ人の義理人情・心くばり、ジンときます。ドキドキドキドキドキドキ