40年近く前
桜木町に一年ほど勤めて
いたことがあります。
あの頃は
みなとみらいの開発工事で
いつも周り道をしながら
会社に通っていました。
今、みなとみらい地区は
きれいな横浜を代表するような
景色となり
あの頃と雰囲気は
全く変わってしまいましたが
ふと見ると
大岡川が流れていて
その一帯は
かつての桜木町界隈を
感じる場所です。
横浜市役所も新しくなり
桜木町の駅から
行けるようになりました。
横浜市の姉妹都市の写真展が
あると知って
空いた一日
ふらっと立ち寄ってみました。
横浜市の姉妹都市の写真展は
今年で姉妹都市締結60周年の都市
ムンバイ(インド)
マニラ(フィリピン)
オデーサ(ウクライナ)
バンクーバー(カナダ)
の4都市です。
ちょっと期待して
行ったのですが
2階の廊下の壁に
各都市4,5枚ずつでした。
60年前といえば
戦後20年で
姉妹都市を結んだのですね。
ウクライナのオデーサ市は
遠い国ですのに
どういう経緯で
姉妹都市になったのでしょう?
今回、私がこの写真展に
行こうと思ったのは
マニラの都市を
見てみたかったからです。
80年前に戦死した祖父は
マニラで亡くなっていました。
海軍でしたから
てっきり海で亡くなったと
思っていましたが
ある占い師さんに
陸で亡くなっている
と、言われましてね。
それで
なんとなくマニラの街を
見てみたくなったのでした。
せっかく来たので
市庁舎の中を回ってみたら
こぢんまりとした本屋さんが
ありました。
本棚を見てると
「買ってごらん」
と、私に語りかけている本が
あります。
時々、私
こうして本に呼ばれることが
あるのです。
半藤一利さんの
「戦争というもの」
帯は宮崎駿さん
「ぼくは彼が大好きです」
と、ありました。
戦死した祖父の街
マニラの写真展を見て
この本に呼ばれました。
そしてお昼
市庁舎内のおにぎり屋さん
「うめ乃」
に立ち寄り
おにぎりをいただく。
「ウメ」という名の
祖母を思う
祖母は
ウメはきつい感じだから
ノをつけて
「ウメノ」が良かったわ
と生前、話していたのを
思い出しました。
ぼんやりと
桜木町の街を見ながら
食後のコーヒーをいただいて
買ったばかりの
半藤さんの本のページをめくる
呼ばれたように来た
桜木町でした。
小ぶりのひまわりが
満開で風に揺られています。
そういえば
ウクライナ、オデーサの街も
ひまわりが咲いているのかしら🌻


