8月の映画国宝聖地巡礼その3

先斗町歌舞練場の特別公開へ行って来ました


先斗町歌舞練場は映画の中では

浪花座として撮影されていましたね

公式サイトからお借りした浪花座の画像を

改めてめっちゃよく見たら

左側の壁の文字、先斗町歌舞練場のままやった!

パッと見だとカラフルな小道具が目を引いて

向こうの文字まで意識が行かないものですね

人間の意識って面白い


だが、飾らない歌舞練場もめっちゃいいぞ!

て事で素の歌舞練場をご紹介したいと思います

素敵な外観はタイル塗れで

見てるだけでテンション上がる!!


まずは映画のこの場面から始めましょう

公式の宣伝からお借りしました

この場面、春江は「わかっとるよ」て言うけど

この後の展開、私には全然わからなかった

映画館で隣に座ってたおばさま方が

「え?なんで?え?」て言うてて

私の心の声と完全に一致してた

ホンマに急になんでなん?


そんななんかわからん展開のあの場面は

ここで撮影されたようです

鴨川に向かうバルコニーに面したロビー

このカウンターと階段も素敵ですよね♪


映画ではここの舞台は使われてなかったけど

滅多に見る機会が無い歌舞練場の舞台の見学

何回来てもワクワクします!

見学では1階席に自由に座らせて貰えました


舞台の幕に飛ぶのは先斗町の千鳥のマーク

真ん中の青い部分は鴨川なのだそうです

幕の上部には春の桜

下部には秋の紅葉がデザインされていて

幕の中で四季を感じさせるのがとても素敵♪

幕の上のライトが波打つ形なのは

鴨川の水面を表しているのだとか


次は2階席から1階を見下ろします

舞台の左手に花道が見えますね

この時は花道にベニヤ板が敷かれてたのですが


後日もう一回見学に来て

再度写真撮って来ました!笑

いや、だって一回目の見学の時

泰山タイルの説明無いままツアー終わったから

次はちゃんと質問して聞こうと思って!

因みにツアーのお話の内容は

一回目と二回目で結構違いました

担当する方によって得意な話が違うのかな?

見学できる場所も回によって違いましたね〜

あ!話が逸れました!花道の話に戻ります

シートが敷かれてて直では見えないけど

花道の四角く切れ目の入ってるとこに注目!


これは「すっぽん」という

床が競り上がる仕掛けなんです

え?これ手動で動かすんだ!

凄いな力技やん!

いつか実際に動いてるとこを見てみたい!


提灯の千鳥のマークが可愛い♡

かつて鴨川では

群れを成して飛ぶ千鳥達の姿が見られましたが

今ではそんな光景を見る事はできなくなりました

舞台の幕や提灯の中だけでなく

鴨川の空にもまた千鳥達が戻ってくるといいな


2階にある休憩所

この表示からも何故だかレトロ感を感じます


中はこうなってました

なかなかシンプルな休憩所です

机や自販機が休憩所を主張してるけど

窓のデザインや天井の面白い形、好きですね


窓の外には鴨川が見えます

ちょうど屋台も出てました

夏感満載!

窓のデザインも凝ってていいよね


ここでタイルの説明が

先斗町歌舞練場は1927年に建てられました

その少し前の1923年に関東大震災が起きた為

これまでの木造建築より地震に強い建物をと

日本でも鉄筋コンクリートの建物が建てられるようになっていました

しかし当時のコンクリートは雨水が染みて

中の鉄筋が錆びる事態となっていたようで

これに対処する為「建物の表面にタイルを貼る」

という技が使われるようになったのだとか

なるほど、タイルは防水加工なんだ!

それで昔のビルは外壁がタイルで覆われてるのか

勉強になる〜!


この時は楽屋が空いてるとの事で

楽屋もちらりと見学させてもらいました

楽屋って何気に特別感あって好き


窓ガラスのレトロな感じがいいですね

入り口から覗くだけだったけど

片付いててシンプルな部屋だなと思いました


左奥に並んでるのは鏡だそうで

皆さん一つずつ運んで利用するのだとか

鏡の上にライトが付いてるのが

普通の鏡とは違うところ


3階に移動します

階段と旧エレベーター跡もとても素敵です

3階と4階は舞妓さん達の学校のようなもので

この階にある部屋は練習場なのだそうです

土日は練習はお休みですが

平日は日によっては満室になる事もあるとか


映画で喜久雄が壁を蹴って悔し泣きしてた場面

ありましたよね?


こちらも公式からお借りしました


あの場面はこの場所で撮影したそうです

この廊下の右側の壁が正に壁ドンポイント!

今は扉が閉まってるけど

扉の先は鴨川に面した広い練習場なのです

先程の映画の場面は

部屋の中からこちら側に向かって撮影されてます

泣いている喜久雄の後ろに窓が映ってますね


その窓がこちら

映画では外の様子が少し変わってるみたいですが

リアルだと窓の外の塀の上に何かが見えます


これは蘭陵王の後ろ姿

蘭陵王は中国北斉の諸侯王

彼は名将でしたが

それはそれは凄い美男子で

そのあまりの美貌に兵士が見惚れてしまい

士気が上がらなくなって困るので

戦には必ず獰猛な仮面をつけて出陣したという

伝説があるのだそうです


正面から撮った写真がこれ

蘭陵王、どんだけ美しかったのか気になります

因みにこの蘭陵王は泰山タイルで出来ているそうです


後、この階にはまだ部屋があって

こちらの廊下の先にも部屋があります

先程の壁ドンの前のシーンで

稽古つけてた部屋がこの奥の部屋らしいです

この先は行けなかったので中は見れないけど

国宝の世界が近く感じられて良かったです


1階に戻って来ました

入り口の前まで進みます

入り口付近はタイルや装飾も最高なんですよ〜!


映画だとこんな風になってました

こうして見るとポスターや小道具の拘りが凄いな


手前の階段を下りてロビー方面を眺める

この階段の素敵タイルの中に

一つだけ逆さまに貼られたタイルがあります


どれでしょう?

これは間違って逆に貼ってしまったのではなく

敢えて逆に貼ってあるのだそうです


完成した物は後は壊れるのみなので

未完の状態にして建物を完成させない為と

芸の道はどこまで行っても完成しない

という意味が込められているのだそうですよ

昔の職人さんって粋ですよねぇ!


このタイルって泰山タイルじゃないんですか?

と質問したところ

「これは泰山タイルじゃないけど

地下の廊下のあのタイルは泰山タイルですよ」と

案内の方が地下のタイルを見せてくださいました

(下りる事は出来なくて上から見るだけですが)

ふおお!めっちゃ使い込まれた感がある

この色褪せた感じも素敵です♪


それと、特別公開中だからか

舞妓さんの着物が展示されていました

これは実際に舞台で使われたものだそうです

舞妓さんの着物は袖が短め


舞台での動き易さの為でもあるけど

舞妓さんは幼い雰囲気である方が良いので

そう見せる為に短くしているのだそうです

ツアーはこういうお話を聞けるのが楽しいですね


フロアに先斗町のガチャガチャという名前の

謎ガチャガチャがあったので回しました!

2回目に来たらガチャマシーンが1個に減ってたので

意外と皆回してるみたいです

何が出るかな?


デカめの缶バッジでした

え?誰⁈って思ったけど

歌舞練場のバッチです!って感じで良かったです


後、俊介が歩いてた時の後ろの柱

なんかレトロなポスターが貼られてますが


特別公開時は同じ柱に

映画国宝のポスターが貼られていました

なんだか綺麗にオチがついた感じ!

先斗町歌舞練場見学、楽しかったです♪