2025年から割り箸式をやめてクリップ式になりましたので、作り方を修正しました。

■サイズも書いておきますので、自作なさる方も参考になさってください! 

《移設巣箱の作り方》

《使う道具》
・金槌
・速乾木工用ボンド
・タッカー(ホームセンターで1000円位)
・はさみ

・カッター
・+ドライバー(トンボの木ネジ用)

《あれば便利》
・電動ドリルor 錐(きり)
・差し金(直角なもので代用可)

・テープカッターのような重しになるもの

 

まず、18cmほぼ立方体の本体を組み立てます。

 

少し大きさの違う2種類の板。
少し長いのが天板と底板(手前 長18.5×巾17×厚1.2cm)。
少し短いのが壁板(長16×巾17×厚1.2cm)です。
※巾を18.5cmにすれば全くの立方体になります。

 

昨年からプライスカードクリップで巣をとめる仕様になりました。
 

アシナガバチの引っ越し

 

高級感のある金色のクリップがなんともカッコ良いです。

※Amazonで買えます。

 

アシナガバチの引っ越し


ただ、コンパクトなうちの巣箱は小さくて両手を入れて取り付けるのは少し大変でした。そこで、裏面のネットも取り外せるようにしました。右手で裏側からクリップを開け、左手で表側から巣を取り付けます。

 

アシナガバチの引っ越し
※この枠をはずして窓ガラスにピタッとくっければ室内から観察できます。

 

アシナガバチの引っ越し


ねじ止めは、1本で一点とめすれば、回転させることができます。クリップ自体も角度をつけられます。巣箱もほぼ立方体なので90度ずらせば天板にも壁板にも使えます。これにより元の巣の状態とほぼ同じ角度で取り付けられるようになりました。


     横に巣を取り付ける時は横にして 

 


プライスカードクリップのカードを挟む爪の部分は、ペンチで二、三度開いたり閉じたりをすると折れますので、その穴に木ネジで留めます。
 

本体を釘打ちします。釘をまっすぐに打つにはドリルで細い穴を開けてから打つといいですね。32 mm釘を使います。

 

 

少し短い16cm長さの壁板を18cm長さの天板と底板で挟んでいます。

 


ほぼ立方体の本体ができました。


次に屋根を組み立てます。


左の2枚が屋根板
(長25×巾17.4×厚1.2cm)×1枚
(長25×巾16..4×厚1.2cm)×1枚


右が底板(長17.4×巾17.4cm×厚1cm)
荷造り用結束バンドや細いロープで、コンテナやブロックに固定するための溝が刻んであります。

 


幅が広い17.4cmの板を上(右)に重ねて4ヶ所を釘打ちします。刻みがしっかりしているので、きちんと直角になります。

 



底板にボンドを付けて、目分量で真ん中に接着します。

 

私はなにかとテープカッターがDIYアイテムになります(笑)

 



屋根材の端(手前と奥)から4cm 、横(左右)に2.5cm位の位置です。

 

 

ボンドが乾いたら32mmの釘を左右4ヶ所ずつ打ち込んでおきます。
屋根材に定規をぶつけて2cmの所から真っ直ぐに刺すといいみたいです。

  

 

1.5cm だと屋根を貫通してしまうのでご注意!
 

  

 


 

 

屋根の完成です。


コンテナやコンクリートブロックに固定する方法は下記となります。

 


コンテナはペグで4ヶ所を固定します。これなら、台風が来ても飛ばされません。もちろん屋根ごと結束バンドで固定しても大丈夫です。コンテナの下には大きめの防草シートを敷けば草の管理が楽です。

 

 

 

さて、次に本体箱の前後に、格子巣門をとめるためのストッパーの棒を左右に貼り付けます。合計4本。

 


 

長いほうの棒(長16×1.2×1.2cm)を使います。
同じ角材を当てがって貼るといいですね。
格子巣門のネットの厚み分1㎜奥になるようにします。
 

こんな感じです。

  

 

次に後ろ側の網窓を作ります。
短い横棒(長13.4×1.2×1.2cm)が、
長い縦棒(長16×1.2×1.2cm)の中に入るように正方形にします。速乾ボンドで仮止めします。

 

 

くっ付いたら25mm釘を打ち込んで固定します。釘穴を細いドリルで開けておくと割れません。

 

タッカーで網を張ります。余計な部分はハサミでカットします。
 

 

本体に額縁用トンボ金具を付けて出来上がり。

 


次に、ヒメスズメバチから護る格子巣門を組み立てます。

同じように枠を作ります。
 



そして、巣門の格子を9㎜、7㎜、6㎜の角材7本をはさみながら接着します。(長2×1.2×1.2cm)



挟んだ横棒にボンドを塗って、くるっと返して圧着します。

 



この隙間を作るための角材は、ヒメスズメバチが侵入した場合に使いますので、捨てないで大切に保管しておいてください。
ヒメスズメバチは毎日通ってきます。
 


 

巣箱の底には、巣をかじって壊した残骸が落ちます。

 

※フタモンアシナガバチは羽化する時に蓋を切り落とすので勘違いすることがあります。

 

【ヒメスズメバチの侵入を確認したら】
・まず9㎜角材で隙間をふさぎます。
・それでも侵入されたら7㎜の隙間をふさぎます。
・それでも侵入されたら「敵もアッパレ」です^^;

※山形では9㎜隙間で侵入されたことはないのですが、都市部では侵入された報告がいくつも届きました。どうやら都市部近郊のヒメスズメバチは、餌不足のために細身の体格になって侵入してしまうようなのです。


格子の接着が甘いと時間が経つと外れてしまいますので、それぞれ釘打ちしておきます。
格子は作業台の角にぶら下げて打ちこみます。

 

 

タッカーで網戸用ネットを貼ります。

 

  


次に着地用の16cmの横棒を接着します
 

  

 

この横棒を付けないと、体を横にして入ろうとして、くわえた肉団子が邪魔で入れなくなってしまうのです。

 

  

 

着地スペースがあると、ここからまっすぐに入るので肉団子がひっかかりません。
 

こちらにも額縁用の金具(トンボ)を取り付けます。
 


母蜂が入り口を学習するまで下の開口部は板をはめて暗くしておきます。

  
  

出入りを覚えたらはずして大丈夫です。
母蜂一匹で子育て中は、かえって気温が暖かいほうが幼虫の育ちも早くなりますから付けたままでも大丈夫です。

夏の暑い時は外して、台嵐が来る前には装着できます。
10月は寒さ防止にふさがなくて大丈夫です。そこそこ暖かいと巣離れしなくなる場合があるからです。

もうヒメスズメバチが来ても餌になる幼虫はいないので、格子巣門も外してかまいません。


最後に、その板に、はずしやすいようヒートンをねじ込んでおきます。
板用の額縁金具も取り付けます。

 

これでできあがりです。お疲れ様でした^^

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           後ろ

 

 


初めての年は、ただの箱でしたから、ずいぶん進化させることができました。

 

自作できない方には、キットや完成品の販売もしております↓

 

巣箱の作り方の動画もございます!

 

アシナガバチのひっこし方法(母蜂が一匹の場合)


アシナガバチのひっこし方法2(働き蜂がいる群れの場合)