天井から見える風景では、その家の
ドアの外には、多分おばばに
ヒーリングをしてほしい人々が
列をなして待っていました。
おばばは、くら~い家の中で
肩を落としうつむき
ため息をついていました。
そこから、私が察したのは
きっと、自分にある能力の御蔭で
自分自身を犠牲にして、この年まで
遊ぶこともせず、ただただ人々の
癒しのために、人生を歩んできたんだろう。
すでに100歳くらいの年齢のおばばは
きっと、疲れ果て、おばばをまつ人々
に対して恐怖さえ感じているのだろう
でも自分の使命は果たさなければならない、
そのような葛藤が押し寄せてきている
様に感じました。
(あ~だから、アシュタールは
呪文を教えてもらう前に必ず
「自分は他の人の犠牲には
絶対にならない」ということを
約束しなさい、って言ってたんだ。)
少しづつ、見えてきました。
全容が見えてくるとなんだか
おばばが気の毒になってきました。
初めは「こわ~い。不気味~」という印象でした。
でも次第におばばと話をしようという
気持ちになってきました。
私の目的は、「前世の私」に出会って
呪文を教えてもらう、ということです。
ダメ元で勇気を振り絞り、その老婆の前に
姿を見せました。
ゆっくり天井から下りてくる私を肌で感じた様に
私を見ずに
「おまえは誰じゃ」と言い
そして、私の方を睨みました。
その目つきは、トゲトゲしくそして
疲れ切った様子に見えました。
私は、言いました。
「あなた自身です。
未来の世界から来ました。
信じないかもしれないけど」
と言いながら、私の携帯電話を見せました。
「なんの用じゃ」
私は、とっさに彼女のことを
「おばば」とよんでしまいました。


