TSUNAYAです🐈⬛
2026年のお盆が終わります
遊びに来ていた愛しい子たちも、また天国へ帰っていくのでしょう
送り火を焚いたり
灯籠やお供えを流したり
お墓参りをしたり
名残惜しい気持ちを抑えて、
笑顔で「またね」と見送ってあげたいものです。
我が家の隣には、かつて、いわゆる「猫屋敷」と呼ばれるような一軒家がありました。
令和になっても、不妊手術やTNRなどという考えはまったくなく、
名もなき多くの猫たちが生まれては、どこかへ行く。
そんな環境でした。
(「巣立つ」という表現は、少し違うのかもしれません。)
TNRで関わるようになって2年目のことです。
その中に、人との距離がわりと近く、好奇心旺盛な男の子がいました。
餌場にごはんを出しに行くと、走ってやって来るようになり、
少しずつ距離が近くなっているのを感じていました。
その日も、いつもと何も変わらない朝でした。
さっき出したごはんを食べて、
お腹いっぱいになって、ゴロゴロしていたのだと思います。
その直後に、
私はこの子の命を奪ってしまいました。
動かした車の下にいたのです。
「ごめん!」
そう言うことしかできませんでした。
跳ねる身体を抑えてあげたくて、抱きしめることしかできず、
どうすればいい?
時間は?
病院は?
必死に思考を巡らせました。
けれど、あまりにもあっけなく、
そしてはっきりと、
この子の命が「抜けていく」瞬間がわかりました。
さっきまで、足に擦り寄ってきていたのに。
「ずいぶん懐いたなぁ」と思っていた、その矢先でした。
車の事故のことは、知っていたつもりでした。
さくら猫たちが子猫の頃から、
車の下に入らないようにバンバンと音を立てたり、水を撒いたりして、
「ここは怖い場所だ」と印象づけてきました。
成長してからは、いちいち嫌がらせをしなくても、
エンジン音がすると、車を発進させる前には離れていました。
「もう習慣がついた」
そう思い込んでいたのです。
いつもなら、人から離れているはず。
いつもなら、車の下にはいないはず。
いつもなら……
いつもなら……。
どんなに言い訳をしても、
奪ってしまった命は戻ってきません。
名前もない、この子のことを忘れない。
もう、それくらいしか私にはできません。
だから、せめて。
こんな事故が二度と起こらないように。
誰かの心に、少しでも残ってくれたらと思います。
車に乗る前には、
どうか一度、車の下を確認してください。
そこにいる小さな命を、
どうか見落とさないでください。
この子が帰ってきたお盆に、
「ごめんね」ではなく、
「忘れないよ」と伝えたいと思います。
またね。
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