皆さま、こんにちは!
前回のブログで大船渡線BRT・
奇跡の一本松駅の訪問記をUPしました。
前回のブログもチェックくださいませ。
奇跡の一本松駅は
BRT(バス高速輸送システム)として復活を遂げた
JR大船渡線の停留所として、平成25年に開業。
移転を3度繰り返して
現在は「道の駅高田松原」の正面にあります。
駅名は震災遺構の「奇跡の一本松」から由来してました。
駅と道の駅に寄ったので帰宅~というワケにはいきません。
ここまで来たなら
駅名の由来にもなってる「奇跡の一本松」を見なくちゃ。
道の駅から「奇跡の一本松」までは630メートルです。
徒歩移動で8分で着ける位置にありましたよ。
道の駅の裏側にある緑地公園を抜けて「奇跡の一本松」に向かいましょう。
公園内にも見どころがありますけど
この構造物もそんなモノのひとつでした。
東日本大震災の津波被害で
甚大な被害を負った陸前高田市内の宅地造成を
スピーディーに進めるために
気仙川を跨ぐ巨大なベルトコンベアが平成24年に竣工。
平成27年に稼働が終了し、
撤去された後に残された橋脚の遺構でした。
稼働中のベルトコンベアはこんな姿でしたよ。
自分もここに来るたびに
巨大さに戦きながら写真を撮ってたはずですけど…
後で写真を保管してるハードディスクを漁ってみます。
グーグルマップのストリートビューをチェックすると、
なんと!撤去前のベルトコンベアから俯瞰した景色が見れちゃいました。
画像の左に見えるのが「奇跡の一本松」です。
グーグルさん、貴重な画像をありがとう!
コンベアの上から気仙川を俯瞰する景色も見れますので
高所恐怖症以外の方はぜひチャレンジしてみて~
コンベアの遺構は基礎だけではなく、
橋脚自体が残されてる箇所もあります(下の画像の右側に注目)。
廃線跡ファンがこの景色を見たら
ワクワクしちゃうこと必至ですよね。
一本松の手前にある「しおさい橋」を渡ります。
今ある「しおさい橋」は
震災後に造り替えられた2代目らしく。
以前の橋は画像の手前側(西寄り)にあったようです。
ここは廃道ファンにも優しいスポットでした。
奇跡の一本松に着きました!
ここはかつて「陸中海岸国立公園高田松原」として
観光で賑わっていた場所で
震災前は7万本の松の木が生い茂っていたとか。
「松原」と呼ばれてるのはそんな理由があったんだ。
その松原も震災による津波でほとんどが流失。
たった1本残ったのが「奇跡の一般松」だそうです。
以後、希望のシンボルとして保存された一本松でしたが、
の後に塩害で枯死してしまいまい
今あるものはレプリカだそうですよ。
知らんかった~
震災前の一本松の写真が掲げられてました。
保存前の調査によると
この松の木は樹齢が173年だったそうです。
そしてここにはもうひとつ、
気になる震災遺構がありまして…
先ほどから一本松の背後に写ってるこの建物、
震災が起こる数か月前まで営業をしていた
陸前高田ユースホステルでした。
昭和時代の鉄道旅の宿泊先では
宿泊代の安さから定番だったユースホステル。
同志の皆さんの中には
ここに泊まった経験をお持ちの方が
いらっしゃるのではないでしょうかね?
一本松が流失しなかったのは
ユースホステルが盾になった説が有力だそうです。
このユースホステルについても
詳細な説明書きが掲げられてました。
ここで不思議に感じたのは、
なぜ建物が水溜まりの中にあるのかということです。
こんなんじゃ建物への出入りが不便ですし
イイことなんかひとつもありませんから。
そこで国土地理院のサイトに掲載されてる
昭和50年撮影の航空写真を見たところ…
ユースホステルが陸続きの場所にあるだと!?
この頃はまだ「しおさい橋」は無く、
画像の左側に見える気仙川沿いから伸びる橋から
出入りできてたようです。
辺りを松原で囲まれてる様子がわかりますよね。
その後、気仙川の護岸工事によって
ユースホステルまでの経路が
新設された「しおさい橋」を渡る経路に変更されましたが…
東日本大震災によりこの辺り一帯の地盤が沈下し
辺りが水溜まりに変わったようです。
下は震災から2か月が経過した平成23年5月撮影の航空写真ですけど
一本松以外の松原が消えてる様子が見えました。
当の陸前高田ユースホステルは
昭和44年に竣工し営業を開始しました。
ここら一帯は昭和30年に
陸中海岸国立公園のひとつ、「高田松原」に指定されたこと。
昭和41年に気仙沼線・大船渡線では初の優等列車である
急行「さかり」「むろね」が運行を開始したこと。
なによりも世はレジャーブームの真っ只中であったことから
ユースホステルが設けられたのではないでしょうか?
今さら言ってもしょうがないですけど、
陸前高田ユースホステル、一度は泊まってみたかったなぁ…
この後は同じ敷地内にある「海を望む場」に移動しました。
実はここ、海岸線から100メートルほどしか
離れていない場所にあるのですよ。
ここを上ると絶景が楽しめるらしいですけど…
ひゃほおぅ!
…などと浮かれてばかりじゃいけませんね。
この美しい海が震災時に数万人を飲み込んだ事実は
忘れちゃいけません。
最後は防波堤の上から「奇跡の一本松」を眺めました。
こんなスポットの最寄り駅である「奇跡の一本松駅」は
JR線上にありますので青春18きっぷでも訪問が可能です。
防波堤の下には海水浴場もあるらしい。
海水浴は6年前の田井ノ浜海水浴場以来行ってないので
今年はここに行ってみようかしら?
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