皆さま、こんにちは!

 

今日は昨年末に訪れた

越美北線・六条(ろくじょう)駅の訪問記です。

その前に聞いてください。

越美北線は、岐阜県の美濃太田駅と福井駅を結ぶ越美線の一部として、

昭和35年~47年にかけて開業した路線であることは

知っていたのですけど…

 

駅前には六条駅が位置する天王町の案内看板が立ってたのです。

内容は、天王町の街並みの歴史を紹介するモノみたいですね。

越美北線・六条駅

その看板を見ると、こんな記載があったのですよ。

九頭龍(竜)線と六条駅

下細江にあった山の土をトロッコで運ぶことで昭和10年

路床工事が着工されたが戦争により中断、昭和35年に開通し駅も開設された。

(ほぼ原文のまま)

 

越美北線の着工年は昭和10年ですと!?

開通年は昭和35年ですので

越美北線の開通は25年も要したことになります。

この事実、意外に知られていないのではかないかと。

 

このことが半信半疑で

昭和23年撮影の古い航空写真を見てみたのですが…

越美北線が開通する12年前の写真に、

確かに路床が写ってました!

工事中の越美北線には、かなり長めの放置期間があったみたいです。

 

同じ写真を拡大してみたら、

この時すでに、六条駅はホームが出来上がっていたみたいですね。

見やいように写真の向きを変えてあります。

 

越美北線は、昭和35年に開通したからといって、

甘く観察してたら痛い目に遭いますぜ!

実は、施設のほとんどが戦前に造られた路線なのです。

越美北線、奥が深すぎますって!

 

そんなことで、戦前に施設がほぼ完成していた六条駅は、

福井市天王町地区のど真ん中にある駅でした。

越美北線・六条駅

 

駅前の街並みです。

越美北線・六条駅

民家に掲げられた「天王軽便運輸」の看板が気になりましたが、

鉄道規格の軽便鉄道とは関連はなさそうですね。

 

駅名は、かつてここに存在していた六条村から命名。

越美北線・六条駅

六条村は昭和30年に施行された町村合併で消滅しており(足羽村が発足)

昭和35年に開業した駅の駅名になってることに疑問があったのですけど、

戦前に、既に駅が完成してたと考えれば納得です。

 

六条駅は単式ホームが1本あるだけの棒線構造の駅です。

駅の造りは越美北線の無人駅でよく見かける仕様のモノですよ。

越美北線・六条駅

越美北線・六条駅

奥に見えるのは北陸自動車道の高架道路ですぜ☆

 

六条駅は辺りを田んぼに囲まれた駅でした。

越美北線・六条駅

ちなみに自分が六条駅に訪れたのは真冬(12月30日)の朝。

六条駅は通学利用者が多いらしいですが、

この日は大晦日の前日で駅には誰もいませんでした。

この駅の独り占め感が堪らなくイイのよね。

駅好きな同志の皆さんなら、この気持ちをきっと理解してくれるはず。

年の暮れに、こんな遠隔地にいることは理解してもらえなさそうですけど。

 

待合室の中にはママダンプ、それと融雪剤と…

越美北線・六条駅

 

外には新車の除雪機が待機中です。

真冬の福井は、さぞ雪が多いのでしょう。

越美北線・六条駅

除雪機と言えば、新鋭ラッセル車のキヤ143が

昨年度は越美北線に出動したみたいで。

いつかそんな場面にも遭遇したいなぁ。

 

ところで、看板に挙がってたトロッコが稼働していた山って

どこのことなのでしょうね?

下細江って、足羽駅がある辺りの地名なのですけど…?

 

 

訪問駅リスト(JR線)

越美北線(九頭竜線)

 

↑(越前花堂駅方面)

六条駅(平成28年12月30日)

足羽駅(平成28年12月30日)

越前東郷駅

一乗谷駅(平成28年12月30日)

越前高田駅

市波駅

小和清水駅

美山駅

越前薬師駅

越前大宮駅

計石駅

牛ヶ原駅

北大野駅

越前大野駅

越前田野駅

越前富田駅(平成28年12月30日)

下唯野駅

柿ヶ島駅

勝原駅

越前下山駅(平成28年12月30日)

九頭竜湖駅

 

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