皆さま、おばんです!
今日はもういっちょ!
昨年末に訪れた駅の中から
東北本線(宇都宮線)黒磯(くろいそ)駅の訪問記でした。
黒磯駅と言えば、鉄道ファンでしたら誰もが知っている駅です。
直流電化と交流電化、2つの異なった電化方式の境界が駅構内にある、
地上切替方式が用いられている国内唯一の駅でして、
黒磯駅を跨いで運行される列車のうち、
直流機関車、交流機関車が牽引する列車は
黒磯駅で機関車の付け替え作業が行われていたのですよ。
現在、黒磯駅を跨いで運行される定期旅客列車はなく、
貨物列車はすべて、交直流型機関車・EH500の牽引に変りました。
黒磯駅での機関車の付け替え作業は無くなりましたが、
黒磯駅構内に留置されてる機関車の姿は
今でも鮮明に記憶に残ってますよね。
そんな黒磯駅ですが、明治19年に開業した長い歴史がある駅でして、
現在の駅舎は3代目のモノ。
東北新幹線の敷設に合わせて設けられた、
新幹線の高架線下に設置された駅舎でしたの。
駅舎内は高架線化の空間を有効に利用した開放的な造りで、
中には待合室の他、コンビニ(ニューデイズ)もありましたよ。
明治19年に開業した黒磯駅、
昨年は開業120周年で、様々なイベントが模様されたみたいですね。
上は、構内の一角に飾られていた黒磯駅の過去の写真ですけど、
その中で、旧駅舎(2代目駅舎)が写る写真を発見!
こちらがその写真でしたが…
右側の写真、左手側に
デッカな上屋が付いた入り口が見えるの、わかりますかね?
こちらは黒磯駅の中の貴賓室に繋がる皇室専用の出入口でして、
皇族が那須の御用邸に向かう際、
黒磯駅まで運行された臨時列車を降りられて、
御料車(クルマ)に乗り込むために使用していたモノなのです。
現在は東北新幹線(那須塩原駅で下車)を利用されるために、
黒磯駅を利用する機会はほとんど消えてしまいましたが、
3代目駅舎にも皇族専用の出入口が設けられてますよ。
こちらは普段、宇都宮線の普通列車が発着する1番線ホーム。
高久駅寄りにあるこちらが、皇族専用の出入口でした。
そして、駅舎正面に見えるこちらも皇族専用の出入口です。
黒磯駅までの皇族専用列車には、
貴賓車のクロ157が用いられていたと思いますけど…
あのデカ目・低窓運転台付の車両が今でも現存してるとか、
まるで都市伝説(数年前に姿を現してますが)のような話ですよね。
再び、駅構内に話を戻しまして、
黒磯駅は相対式&島式ホームによる複合3面5線構造の駅でした。
駅舎に近い1~3番線が直流区間の宇都宮線用ホームとして、
4・5番線ホームが交流区間の東北本線ホームとして使用されてますよ。
さてさて、黒磯駅が国内で唯一、
駅構内で直流区間と交流区間の切り替えを行う
地上切り替え方式を用いた駅であることを先に書きましたが、
これら装置の老朽化から、交直流のデッドセクションが
黒磯駅の北側に設けられることが発表されました。
これが完成すると、黒磯駅構内は完全直流化されることになり、
現在見られる交流電車や、EH500の交直流切り替え作業も
いずれは見られなくなるのです。
構内に姿を現した新しい架線柱。
これ、構内の直流化に合わせて設けられてるモノですよね。
構内にある交直流切り替え断路器。
こちらもいずれは姿を消すことでしょう。
盛岡駅側からキンタ牽引のコンテナ列車が到着しました。
交直流の切り替え作業の動画を撮ってみました。
手ブレがひどいですけど、ぜひ見てくだいね。
そうそう、黒磯駅と言えば、ちょい前までは
特急形車両を用いた快速「フェアーウェイ」の終着駅でしたっけ。
あれもいつの間にか姿を消しちゃいましたね。
矢板駅付近を通過中の快速フェアーウェイ…ってわかる?
以上、開業以来の変革期真っ只中の黒磯駅の様子でした。
黒磯駅の直流化が完成しても、
列車の乗り換えが解消されることはないのですが、
完成後はどんな列車が乗り入れてくるのでしょうね?
出来ることなら、仙台→東京に移動の際に、
あまり乗り換え回数を増やしてほしくはないのですが…
黒磯駅(平成28年12月27日)
白河駅
久田野駅
泉崎駅
須賀川駅
郡山駅
本宮駅
二本松駅
安達駅
松川駅(平成26年8月6日)・新駅舎(平成28年4月26日) 前編・後編
金谷川駅
福島駅


















