皆さま、こんにちは!

 

昨日・今日と、根室本線の駅巡りを楽しんでました。

台風の影響であいにくの天候の中、強風ながらも大雨は降らず、

奇跡的に傘をささずに駅を周ることが出来ましたよ。

これで今年の運をすべて使い果たしたか。

 

そんな中、昨日のことですが、

今年3月のダイヤ改正で廃止された

根室本線(花咲線)・花咲(はなさき)駅の駅跡を訪れました。

花咲線・花咲駅

花咲駅は大正10年に開業した駅で、

最盛期は花咲漁港からの行商さんの利用もあって

1日に500人以上の利用者があったそうです。

ここで採れる花咲ガニは全国的にも有名ですよね。

 

こちらは最盛期の頃に撮影された花咲駅の写真、厚床駅に飾ってありました。

花咲線・花咲駅

 

ところが繁忙期は長く続かず、漁港からの貨物が

トラック輸送にシフトすると昭和35年に貨物の取り扱いを廃止。

利用者は年々減り続けて昭和59年には無人駅化。

駅舎も廃貨車を利用したダルマ駅へと変わってしまいましたのよ。

花咲線・花咲駅

その後も旅客駅として花咲駅の営業は続きしたが、

定期利用者が不在(1日の乗車客数1人未満)だったことから、

今年3月、ついに廃止されてしまったのでした。

 

今回はレンタカーで花咲駅跡に訪れましたけど…

花咲線・花咲駅

花咲線・花咲駅

辺りにある民家は向かいの牧場主さん宅だけで他はゼロ。

なぜこんな場所に駅があるの?感は半端ありませんでしたわ。

 

花咲駅跡に新たに建てられた看板には、

花咲駅の開業から廃止までの経緯が記されてました。

花咲線・花咲駅

ここに記されている、花咲駅の開業に尽力された松浦氏とは、

駅の向かいにある松浦牧場の牧場主さんのことです。

花咲駅の土地、元は牧場用地の一部だったようですね。

Wikiによると、開業当初は牧場主さんに敬意を称え、

駅名を「松浦駅」にする動きもあったとか。

牧場主は辞退され花咲駅になったそうですが…

あるきんぐ駅…ムフフ。

 

花咲駅の廃止後は駅舎(廃貨車の待合室)は撤去され、

ホームも解体されてしまったようです。

誤って線路に車が突進しないよう、ホームにはトラロープが張られてました。

花咲線・花咲駅

 

廃止前に花咲駅に来たかった…

そんなことを思いながら

向かいの牧場のお馬さんたちをボンヤリと眺めていたのですが…

花咲線・花咲駅

 

あれってひょっとして!?

花咲線・花咲駅

花咲駅の駅舎じゃないですか!!!

自分は情報に疎く、危うく見逃すところでしたが、

撤去された駅舎は松浦牧場さんに寄贈され、

つい一週間前に、国道からも見える牧場の入り口に備え付けられたんですって。

 

近くで見たい!

でもでも、牧場の入り口には

「関係者以外立ち入り禁止」の札が掲げられております。

ダメもとで近くで仕事されてた職員さんに声を掛けたら、

「見るだけならいいです」と言ってくれましたよ。

その後に降った雨は、自分の嬉し涙ですからね。

 

本当は現役時代に見たかった花咲駅の駅舎。

花咲線・花咲駅

 

花咲駅のダルマは尾灯が残ってる仕様。

釧路本線のダルマ駅は尾灯付きが多いです。

花咲線・花咲駅

 

廃止後の姿のままで移設されたようです。

廃止された旨を記した張り紙が、そのまま残っておりました。

花咲線・花咲駅

 

今年3月のダイヤ改正では、

JR北海道が管轄する駅の中で8駅が廃止されてしまいました。

そして来年3月には更に10駅が廃止される見込みと…

夕張支線の廃止も決定的になり、

この流れはますます加速してゆきそうです。

今回の道東の旅は明日まで、

悔いを残さぬよう、大好きな駅をひとつでも多く周ってきます!

 

 

根室本線(花咲線)

 

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