皆さま、こんにちは!
前回、和歌山電鐵貴志川線の廃駅である東山東駅 のことを書きました。
現地で廃駅の遺構が見れて狂喜乱舞しちゃったんですけど、
貴志川線には魅惑スポット(駅マニア的に)がまだまだあるのです。
和歌山電鐵貴志川線・大池遊園(おいけゆうえん)駅です!
昭和8年の貴志川線・伊太祁曽駅以東区間の
延伸に併せて開業した駅でした。
大池遊園は和歌山県紀の川市に古くからある自然公園で、
ボート遊びやハイキングが楽しめるそうです。
また、春は花見、秋は紅葉も楽しめるとのこと。
大池遊園は今頃、園内一円が真っ赤なんでしょうね。
故に、大池遊園駅は貴志川線の他の駅とは違い、
周辺は住宅ではなく、木樹で覆われておりました。
さてさて、大池遊園駅の様子ですが、
手前の緑地帯にあった有人駅時代の駅舎は平成10年に撤去されたそうで。
かつては列車交換が行われていた大池遊園駅ですが、
行き違いの線路は撤去されたようですけど、
複線用の架線柱や島式時代のホームの誘導プレートは残っってました。
駅好きでしたら、これだけでも興奮できちゃいますよね。
こちらが線路が撤去された跡。
このワンシーンを見るだけでセンチメンタルになれる。
でも、ホームに繋がる通路の長さで最低10分はウンチクを語るから、
さてさて、冒頭に大池遊園駅が魅惑スポットだと書きましたが、
実は現在の位置に駅が出来たのは昭和30年代のことだそうで、
それ以前は西側200メートル地点の、
上の航空写真は昭和36年に撮影されたもの。
緑の矢印の先は現在の大池遊園駅ですが、
青の矢印の先にもホームが写り込んでますよね。
これが昭和30年代に廃止された大池遊園駅なのですよ。
廃墟好きの立場上、どうしても旧駅の現在の様子が知りたくて、
こちらが旧駅があった地点にある踏切です。
奥に見えるのは大池遊園の施設を管理する花田屋さんですよ。
そして、ホームがあった場所ですが…
この場所をチェックしている時、
たまたま花田屋さんの社員さんが通られましたので
旧駅について聞いてみました。
詳しい話は知らないそうですが、
この場所に旧駅があったのは間違いないようです。
さて、大池遊園駅が移動した理由ですけど…
山東駅・大池遊園駅・西山口駅と、
この区間には3つの棒線駅が続くのですが、
貴志川線の輸送力増強のために、
新たに交換設備が必要になったのではないかと。
中間駅の大池遊園駅に交換設備を造るのが得策ですが、
ホーム両端が池に挟まれているためにそれが出来ず、
駅そのものを移転させたのではないでしょうかね?
大池遊園駅の架線柱に貼られた昭和39年の表記を見て、
てっきりこの年代に駅を移転させたのかと思いましたが、
上の航空写真にもあります通り、
昭和36年には既に新駅に代わっております。
このネタで、あと小一時間は語りつくしたいのですが、
マジでウザいと言われそうですので、この辺で止めときます。
訪問駅リスト(第三セクター線 私鉄線 ほか)
大池遊園駅(平成27年7月14日)
















