皆さま、おはようございます!


飯田線には歴史によって

大きな変化を遂げてきた駅が数多くありますが、

その中でもトップクラスは

こちらの佐久間(さくま)駅だと思います。
f04321/飯田線・佐久間駅

元は昭和11年に、

三信鉄道の手によって開業した佐久間水窪口停留場でして
昭和16年に駅に昇格、佐久間駅改称ののちに国有化された駅です。

開業当時は現在の場所ではなく、

500メートルほど西側に駅がありましたの。
f04329/飯田線・佐久間駅

矢印の先に見えるのが移転前の佐久間駅ですよ。


ちょっと見えづらいのでズームアップ!
f0432a/飯田線・佐久間駅

以上、2枚は昭和22年に撮影された航空写真からです。


ところが昭和31年に竣工した佐久間ダム建設が進行、

ダム底に沈む佐久間駅‐大嵐駅間は

昭和30年に新線に切り替えられることになりまして、

同時に佐久間駅も新駅へと移り変わったのでした。


こちらは昭和50年に撮影された佐久間駅周辺の航空写真です。
f0432b/飯田線・佐久間駅

矢印の先にあるのが現在の佐久間駅で、

赤線が昭和30年に廃線になった旧・飯田線です。

赤線の途切れた先にはトンネルがあったみたいですね。

左に見える電源開発佐久間発電所が、

かつての佐久間駅の跡地だそうですよ。


こんな歴史を持った佐久間駅、

「佐久間駅を制したものは飯田線を制す」

と言っても過言じゃないと思うんすよね。

そんな佐久間駅に行ってきました、ただし4年前!


こちらが佐久間駅の駅舎です。
f04320/飯田線・佐久間駅

現在の駅舎は、昭和30年に建てられた初代駅舎に代わり

平成元年に竣工した2代目駅舎で、

佐久間図書館を併設した施設になっております。

ちなみに出口が東西の2カ所に設けられているのは

初代駅舎からの名残りのようですね。


中は図書館。
f04322/飯田線・佐久間駅


図書館の規模が大きすぎて、

図書館の中に駅が間借りしている感じの佐久間駅でした。
f04323/飯田線・佐久間駅


現在は単式ホーム1本だけになってしまった佐久間駅ですが…
f04326/飯田線・佐久間駅


f04324/飯田線・佐久間駅

見てわかる通り、かつては島式ホームを持った駅でして、

平成20年に現在の構造に改められたとか。


以前は貨物の取り扱いも行われていたようですけど、

そのための側線も、現在は保線車両の車庫に変わったようです。
f04328/飯田線・佐久間駅


佐久間町(現・浜松市天竜区佐久間)の

行政中心地の最寄駅だった佐久間駅ですが…

利用者が年々減少する中で、

平成19年に最寄りの佐久間中学校が中部天竜駅寄りに移転、

最大の利用者であった通学生徒がいなくなってしまったために、

1日の乗車人員は10人前後まで激減してしまったとか。

旧型国電が走る飯田線の駅として、

小さな頃からその駅名を知っていただけに、

なんともやり切れない現実ですね。


余談ですが、元巨人軍の江川さんは、

こちらの佐久間中学校出身らしいですよ。

目の前の天竜川に石を投げ込んで投球練習をしたんですって。

なるほど!


f04325/飯田線・佐久間駅


本来でしたら、旧駅周辺を探索して帰ってくるところですけど、

佐久間駅にそんな事情があることなど知らず、

図書館でちょろっと本を読んで戻ってしまいました。

ですので自分、佐久間駅をまったく制してませんの。


いつかリベンジのために再訪したんですけど、

なんせ訪問記をブログに挙げるのに

4年もかかったルーズな性格の自分ですからね…


リベンジ、いつの事になるやら。




飯田線


↑(豊橋駅方面)

三河川合駅(平成23年10月21日)

池場駅(平成23年10月21日)

東栄駅(平成23年10月21日)

出馬駅(平成23年10月21日)

上市場駅(平成23年10月21日)

浦川駅(平成23年10月21日)

早瀬駅(平成23年10月21日)

下川合駅(平成23年10月21日)

中部天竜駅(平成23年10月21日)

佐久間駅(平成23年10月21日)

相月駅(平成23年10月21日)

城西駅(平成23年10月21日)

向市場駅(平成23年10月21日)

水窪駅(平成23年10月21日)

大嵐駅(平成23年10月21日)

小和田駅(平成23年10月21日) ①

中井侍駅(平成23年10月21日)

伊那小沢駅(平成23年10月21日)

鶯巣駅(平成23年10月21日)

平岡駅

為栗駅

温田駅

田本駅

門島駅

唐笠駅

金野駅

千代駅

天竜峡駅

↓(辰野駅方面)