皆さま、おはようございます!
先週末、車籍の無い蒸気機関車を
乗客なし(乗っていたのは案山子)、線路閉鎖という手段で、
本線走行を見事に実現させた若桜鉄道。
人口3千人の街に多くの観光客が押し寄せて
社会実験は大成功に終わったようですね。
動態保存中の蒸気機関車も素晴らしいですが、
昭和5年の若桜線開業当時から残る数多くの木造駅舎も見ものですよ。
若桜鉄道・丹比(たんぴ)駅です!
どうです?この佇まい。
辺りの景色が懐かしすぎて、
駅前に停まってるヴィッツが未来の乗り物に見えてきちゃいますよ。
有人駅時代に使われていた駅舎事務スペースは、
なお、こちらの美容室では切符の取り扱いも行われているんですって。
「ついでに髪を切ってこなかったのか?」というツッコミですが、
この日は丹比駅の他に、安部駅、因美線の因幡社駅と、
美容室が入居している駅を3つも回っております。
自分、美容室をハシゴするだけの髪は持ち合わせておりませんので。
若桜鉄道はJR西日本から転換された第3セクター線ですが、
JRであった期間はわずか6か月間しかなく、
駅舎は国鉄時代の雰囲気が極めて濃く残されておりますの。
こちらの駅名標も国鉄時代からのモノらしい。
集札窓口や集荷窓口はともかくとして、
壁の染みでさえも感動してしまうほどの古風さ、
若桜鉄道線内の駅にはホント、敵いませんって。
さて、丹比駅の駅構造、
若桜線内の他の駅と同様に単式ホーム1本の棒線構造ですが…

実はここだけ、以前は相対式2面2線構造だった模様。
向かいの廃ホームは
木材を出荷するための貨物ホームだったようですけど、
現在は木材加工会社に引き取られたようで、
現役時代の姿をを彷彿させてましたよ。
こういうのを見つけると、
ついつい廃レールがいつ製造されたものなのかが
おおおっ、製造年を調べるために磨いた跡が!
建造物の有形文化財登録を推し進める若桜鉄道、
1本1本くまなく調べたんでしょうね。
ちなみにこちらは1953年(昭和28年)製の官製レール。
意外に古くなかったみたい。
おや?こちらには1939年(昭和14年)製の官製レールか。
おっ!1927年(昭和2年)のレールまである。
丹比駅の歴史よりも古いレール、どこで使われていたモノなんだろう?
1911年(明治44年)、
…などと狂喜乱舞しながらヤスリをかけてた姿が想像できます。
自分も一緒にカリカリたかったわ…
丹比駅ネタといえばこちらも。
地元の中学生4人組が作った案山子らしいですが、
列車に乗って丹比駅を通過する際、
八東中太郎君を見るたびにビクッっとさせられます。
夜に見たら泣いちゃいそう。
若桜町とお隣の八頭町では
案山子による村おこしを行っておりまして、
両町併せて900弱もの数の案山子を街中で見ることが出来るんです。
この案山子、野蒜の案山子 のような狂気染みたものではなくて、
まるで生きてる人間そのものです。
安部駅
の待合室にいた案山子の寅さん。
自分の友達の彼女。
ねっ、変わらないでしょ?
八頭町内には案山子を制作する工房まであって、
今でも数が増え続けているそうです。
話を戻しますけど…
昭和28年製のレールがあるということは、
丹比駅のホームの母屋根はそれ以後に作られたということですよね。
なんでそんな時期に、改めて母屋根が設けられたのでしょう?
個人的には案山子よりも、そっちの方が気になっておりました。
丹比駅(平成27年3月7日)












