皆さま、おはようございます!

 

紀州鉄道の起点駅である御坊駅と次の学門駅の間には

1,5キロの距離があるのですが、

(総延長2,7キロの路線なのに、ここの駅間だけで半分以上稼いじゃってるんですね)

そこには昭和16年まで財部という駅が存在しておりました。

財部(たからべ)駅と言うと鹿児島本線にも駅がありますが、

紀州鉄道の駅は(たから)駅と呼ばれていたそうです。

この辺りの地名から由来しているみたいですね。

 

せっかく和歌山まで来たんですから行ってみましたよ、

財部駅跡まで!

手がかりは、昭和22年に撮影されたこちらの航空写真です。

ネットで閲覧できる一番古い航空写真ですね。
e07141/紀州鉄道・財部駅

財部駅が廃止されてから7年が経過した時点の写真ですけど、

緑〇印の所にホームらしきものが写っております。

戦時中に一旦は廃止された財部駅ですけど、

戦況が落ち着いた暁には、復活を企てていたのではないかしら?

昭和28年に発生した集中豪雨による日高川の氾濫で、

この辺りの鉄道施設は大きなダメージを受け、

財部駅の遺構もその時に流失したものと思われます。


e07145/紀州鉄道・財部駅

 

…ということでやって来ました!

こちらの踏切ですが、

上の地図にある上財部集会場の手前にある踏切ですぜ。
e07140/紀州鉄道・財部駅

 

そうそう、余談ですが、以前にもブログで挙げた、

アニメ「AIR」に登場する西御坊駅裏にある廃線跡でのシーン。
e07108/和歌山旅


e07107/和歌山旅

 

現存しない橋脚が描かれているんですけど、

ここの鉄橋がモデルになっているんじゃないでしょうかね?
e07142/紀州鉄道・財部駅

ホテルで貸してくれたオーシャンアロー号(自転車)も一緒に。

 

そしてこちらが、財部駅があったと思われる場所の現在の姿です。
e07143/紀州鉄道・財部駅

青い物置の後ろに写る黒壁の民家と線路の間に、

財部駅があったと思うんですけど…

さすがに遺構っぽいものはなにも残っていないようですね。

駅が消えてから75年、日高川の氾濫から63年も経過してますから。

 

美浜町を歩くと気づくのですが、

水害の対策が徹底的に行われているということです。

あらゆる場所で、こちらの掲示物が目に入りました。
e07144/紀州鉄道・財部駅

海抜を示すポスターなんですけど、

路地裏みたいな場所にまで貼られているのにはびっくり!

この防災意識の高さ、見習わないといかんとですね。

 
 

紀州鉄道

 

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