皆さま、おはようございます!
紀州鉄道の起点駅である御坊駅と次の学門駅の間には
1,5キロの距離があるのですが、
(総延長2,7キロの路線なのに、ここの駅間だけで半分以上稼いじゃってるんですね)
そこには昭和16年まで財部という駅が存在しておりました。
財部(たからべ)駅と言うと鹿児島本線にも駅がありますが、
紀州鉄道の駅は(たから)駅と呼ばれていたそうです。
この辺りの地名から由来しているみたいですね。
せっかく和歌山まで来たんですから行ってみましたよ、
財部駅跡まで!
手がかりは、昭和22年に撮影されたこちらの航空写真です。
財部駅が廃止されてから7年が経過した時点の写真ですけど、
緑〇印の所にホームらしきものが写っております。
戦時中に一旦は廃止された財部駅ですけど、
戦況が落ち着いた暁には、復活を企てていたのではないかしら?
昭和28年に発生した集中豪雨による日高川の氾濫で、
この辺りの鉄道施設は大きなダメージを受け、
財部駅の遺構もその時に流失したものと思われます。
…ということでやって来ました!
こちらの踏切ですが、
そうそう、余談ですが、以前にもブログで挙げた、
アニメ「AIR」に登場する西御坊駅裏にある廃線跡でのシーン。

現存しない橋脚が描かれているんですけど、
ホテルで貸してくれたオーシャンアロー号(自転車)も一緒に。
そしてこちらが、財部駅があったと思われる場所の現在の姿です。

青い物置の後ろに写る黒壁の民家と線路の間に、
財部駅があったと思うんですけど…
さすがに遺構っぽいものはなにも残っていないようですね。
駅が消えてから75年、日高川の氾濫から63年も経過してますから。
美浜町を歩くと気づくのですが、
水害の対策が徹底的に行われているということです。
海抜を示すポスターなんですけど、
路地裏みたいな場所にまで貼られているのにはびっくり!
この防災意識の高さ、見習わないといかんとですね。






