皆さま、おばんです!
昨日に引き続き、今晩も美祢線の駅をいっちゃいます。
美祢線・厚保(あつ)駅です!
明治38年、美祢線の開通とともに開業した駅でした。
美祢線内の駅巡りをすると気づくのですが、
駅の真ん前にこんな案内看板が立ってますのよ。
ちなみに厚保駅の前に立つこちらですが、
昭和52年に広島鉄道管理局が刊行した
「駅長さんが書いた駅名ものがたり」からの引用文なんだそう。
手書きで実に味わい深い看板ですけど、
ひょっとすると40年近くも前に作られた看板だったりして。
厚保駅はこの看板だけではありません。
見るものすべてが昭和レトロな厚保駅でした。
財産標は見当たりませんでしたけど、
駅舎は明治38年に建立されたモノっぽいような。
(戦前の厚保駅の写真に、既にこの駅舎が写り込んでいるのですよ)
有人駅時代の出札窓口(塞がれてますが)といい、
鉄棒製のラッチといい、すべてが魅力的すぎるんです。
そんでもって、駅構内も箱庭っぽくて田舎駅のムード満点なの。
(これ、自分の中では最上級の褒め言葉です)
東日本ではなかなか見ることが出来なくなった
昔ながらの駅の雰囲気にすっかり酔いしれてしまった自分でした。
こんな感じで構内ではしゃぎまくっていたところ、
突然、駅の奥から声を掛けられたんですよ。
「熱いコーヒーはいかがですか?」って。
「厚保 地域交流シテーション」
こちらですが、無人駅になった厚保駅の駅舎活性化のために
自治体がJRから借り上げたスペースにオープンさせた、
地域主体で運営する交流ステーションなんですって。
声を掛けてくれたおばちゃまが、丁寧に教えてくれましたよ。
町内会の有志の皆さんが持ち回りで、
厚保駅を訪れる旅行者を迎え入れているんだそうです。
そんな写真を眺めながら、
熱々のコーヒーを戴きながら過ごす至福の時間、厚保駅にあり…とな。
お金を落とすことのない通りすがりの駅マニアなのに、本当に申し訳ないっす。
それでもおばちゃま、自分が駅好きだってことを知ると、
厚保駅の魅力を色々と教えてくれたのですよ。
昨年、こちらの交流ステーションをオープンさせるに当たり、
このスペースの改装工事を行ったのですが、
その際、駅舎が大きく傾いていることに気付いたそうです。
しかし、傾斜を正すには巨額な費用がかかるために
そのままの状態で改装工事を進めたみたい。
太平洋戦争の最中、厚保駅からも多くの出兵があったのですが、
兵士の皆さんが再び故郷の厚保に戻れるよう、
木はかれてしまい、近年に切り倒されてしまったそうです。
以来、切株に気づかずにぶつかる車が絶えないとか(笑)
地元の方しか知りえないお話を聞かせて頂いたんです。
無人駅でこんな交流が出来るなんて、
厚保駅、本当にステキすぎじゃありません?
最後にお礼を申して、厚保交流ステーションを後にしました。
クルマで厚保駅を出ようとしたところ、
古い看板によるツギハギだらけの倉庫でした。
すぐに車から降りて、舐めまわすように倉庫を眺めました。
その後この場所にしばらくいたような。
やがて気持ちも満たされ、再びクルマに戻ったのですが…
おばちゃま、見送りのためにしばらく立ち続けていたみたい。
空気を読めず、本当にごめんなさい。
訪問駅リスト(JR線)
美祢線
↑(厚狭駅方面)
湯ノ峠駅(平成26年6月4日)
厚保駅(平成26年6月4日)
四郎ヶ原駅(平成26年6月4日)
南大嶺駅(平成26年6月4日)
美祢駅(平成26年6月4日)
重安駅(平成26年6月4日)
於福駅(平成26年6月4日)
渋木駅(平成26年6月4日)
長門湯本駅(平成26年6月4日)
板持駅(平成26年6月4日)
↓(長門市駅方面)









