皆さま、おばんです!
アルピコ交通上高地線最大の鉄道ファン垂涎スポットといえば、
なんといっても新村駅でしょう。
ここには上高地線の車両基地である新村車両所が併設されていて、
5000系の電車です!
皆さまご存知の通り、こちらは元東急5000系電車で、
上高地線入線当初は独自のトリコロールカラーを纏っておりましたが、
平成12年に廃車後に東急時代のグリーンカラーに戻されて、
ここ、新村車庫で保存されているのでした。
青ガエルの愛称でも親しまれた車両ですよね。
で、今回はこの5000系電車のことではなくて、
敷地内で倉庫として使われている、
この2両、どうやら松本電鉄ワ1形という形式の有蓋車らしい。
扉に1本、扉の両側面に2本の補強材が入るこのスタイルは、
まさに、明治~大正期に製造された木造有蓋車そのもの。
車体の斜めに入る金属補強板は
内圧に弱い木造車体を保護するためのもので、
国鉄の木造有蓋車も、
後天的にコレが付けられているのが多かったのですよ。
ちなみに有蓋車に鋼製車体が本格的に用いられるのは
昭和の時代に入ってからのことで、
そういった意味でも、木造車体のこの倉庫はとても貴重なのでした。
松本電鉄の前身である筑摩鉄道では、
大正10年の開業時からダム建設のための資材運搬を目的とした
国鉄からの直通貨物列車が運行されておりまして、
この貨車たちも、その当時からの残党なんですって。
車体妻面の裾部分には、大正時代に製造された車両の証の、
(バッファ緩衝器のことは過去にも書いておりますのでぜひチェックを)
貨車のグルっぽ作っちゃいました&バッファ(緩衝器)跡の2つ穴の話♪
これが上高地線開通時に投入された貨車だとすれば、
製造されてすでに94年も経っているブツですぜ、旦那。
本当にすごい話です。
これ、昭和55年辺りに製造された、
ハイゼットトラックのキャブが載っかった保線車両なんですけど、
よくよく考えると、これもとんでもなく古いブツのような。
こちらもよく見ると、バッファを備えた車両でして、
見れば見るほど興味が沸きたてられます。
以上、いつか雪の無い日にリベンジ訪問をしたい新村車庫の様子でした。
それにしても、きょどった顔をした元東急5000系といい、
困った顔をしたハイゼットトラックといい、
昔の車両は本当に愛嬌のある顔をしてましたよね。
今の鉄道車両にそれを求めるのは酷なのかしら?






