皆さま、こんにちは!


昨日のことですが、念願だったあの駅に行ってきたんですよ。


地元の皆さんからは、こんな表現をすると怒られそうですが、

廃線マニアだけではなく、

廃墟マニアも狂喜乱舞する駅

今回は、そんな駅のことを書きたいと思います。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d05085/本八戸駅

八戸線・本八戸(ほんはちのへ)駅です!


八戸駅と聞くと、東北新幹線・青い森鉄道の駅を思い浮かべますが、

本来の八戸駅は、八戸線にあるこちらであり、

現在の八戸駅が昭和46年に尻内駅から改称されるに合わせて、

こちらが本八戸駅に改称された経緯があるのですよ。

わかりやすく言うと、本八戸駅が初代・八戸駅で、

現在の八戸駅は2代目・八戸駅という感じで。


ちなみに街の中心は本八戸駅側にありますから、

鉄道旅で宿泊地を探す場合には八戸線に乗らなければならず、

ちょっと不便を強いられるかも。


地元の皆さんはこの駅を愛情込めて、

ほんぱちと呼んでるみたいですね。



本八戸駅の歴史は古く、

東北本線の前身である日本鉄道が、

明治27年に終着駅として開業したのが起源のようです。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d0508d/本八戸駅

昭和27年に撮影された本八戸駅周辺の航空写真です。


当時の本八戸駅は湊地区の貨物輸送の一大拠点駅で、

無数の貨物側線と数多くの専用線を有していたようです。


その後、市街地区域の改良が施されることになり、

本八戸駅は昭和52年に高架駅化されるのですが、

本八戸駅から湊駅(昭和60年廃止)までは貨物支線が延びており、

なんと、この支線までも高架化するというスペシャルな手法で、

湊地区は改良されたのですよ。


こちらは高架駅が建設中の、

昭和50年に撮影された本八戸駅の様子。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d0508e/本八戸駅

この時点ではまだ、広い構内が残されているのがわかります。



ちなみに湊駅までの貨物支線は、

完成からわずか8年後の昭和60年に廃止されましたが、

近代的な高架橋はかつての湊地区の繁栄を示すかのように、

現在でも大部分が残されているのでした。


こちらについては、別の機会に書きたいと思います。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d05082/本八戸駅



そんなことで、現在は高架駅となった本八戸駅ですが、

高架構造のメリットを最大限に生かした造りになっておりまして、

以前は駅裏であった北口(トップの画像)のほか、

同様の意匠の南口も設けられております。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d05083/本八戸駅



歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d05084/本八戸駅

駅の構内はたいへん広く、

お土産屋さんやコンビニ、軽食店が店を連ねておりました。

利用客が大勢いらっしゃいまして商売繁盛の様子。

駅の姿はやっぱりこうありたいものですよね。


こちらは改札口です。

目の前の階段を上がると、ホームに出ることが出来ますよ。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d05086/本八戸駅


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d05087/本八戸駅


本八戸駅は島式ホーム1面2線構造で、

高架駅でしかも非電化路線のために、

湊地区をキレイに眺めまわすことが出来ますのよ。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d05088/本八戸駅


ここでの注目は、何といっても先ほど書いた、

湊駅まで延びていた貨物支線の廃線跡です。

本八戸駅のホームから北側を見ると、

線路を剥がした路盤が残っているのがわかりますよね。

これこそが、かつて貨物列車が行き来していた側線の遺構なのでした。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d05089/本八戸駅


ホームから、湊駅があった東側を眺めてみます。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d0508a/本八戸駅

ちょっと見づらいですが、まっすぐ延びる高架線、

これが廃墟とは、信じられません。


夏草や兵どもが夢の跡

地元の皆さま、ごめんなさい。



そして西側にも注目ですぜ。


本八戸駅が高架される以前まで、

馬渕川の川沿いに延びていた青森県営専用線が、

ここ、本八戸駅から繋がっておりました。

高架化によって専用線の接続地点は、

長苗代駅東側に変更されたのですが、

いずれは本八戸駅から、

再び接続できるように計画されていたのではないかと。

高架橋を見ると、青森県営専用線方向に延伸できるように、

横取りのスペースが設けられているのですよ。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d0508b/本八戸駅


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d0508f/本八戸駅


とまぁ、とにかく話題の尽きない本八戸駅でした。


こちらは高架線化される以前の旧・八戸線と、

正しくは合同酒精八戸工場さんの貨物専用線だったようです。

やなたまさん、ご指摘ありがとうございました (^-^)

青森県営専用線を跨いでいた踏切の遺構です。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d05081/本八戸駅

こんなスポットがてんこもりなんす。


廃止された貨物専用線の現在の様子も見てきましたので、

このネタ、最後までお付き合いくださいね。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d0508c/本八戸駅




八戸線


八戸駅(平成24年10月21日)

長苗代駅(平成25年1月13日)

本八戸駅(平成25年5月5日)

小中野駅(平成25年2月10日)

陸奥湊駅(平成24年3月11日)

白銀駅(平成25年2月10日)

鮫駅(平成24年3月11日)

(臨)プレイピア白浜駅(平成24年3月11日)

陸奥白浜駅(平成25年2月10日)

種差海岸駅(平成26年6月30日)

大久喜駅(平成25年2月10日)

金浜駅(平成25年2月10日)

大蛇駅(平成25年2月10日)

階上駅(平成26年6月30日)

角の浜駅(平成25年2月10日)

平内駅(平成25年2月10日)

種市駅(平成25年2月10日)

玉川駅(平成25年2月10日)

宿戸駅(平成25年2月10日)

陸中八木駅(平成25年2月10日)

有家駅(平成25年2月10日)

陸中中野駅(平成25年2月10日)

侍浜駅(平成25年2月10日)

陸中夏井駅(平成25年2月10日)

久慈駅(平成25年2月10日)