皆さま、おばんです!
今回も前回に引き続き、
佐久間ダム建設によってダム底に沈んだ、
飯田線の佐久間駅‐大嵐駅間の旧路線に代って、
飯田線・向市場(むかいちば)駅です!
迂回路線が開通した昭和30年11月に開業した駅です。
単式ホーム1本の棒線構造で、
平成時代に建てられたと思われる待合室があるだけの駅でした。
向市場駅もお隣にある城西駅と同様に、
県道側からそれが駅とわかる標識がなく、
パッと見、見過ごしてしまいそうな場所にありましたっけ。
豊橋・城西駅方向を見た向市場駅ホームと、
辰野・水窪駅方向を見た向市場駅ホームです。
地図で見てわかるとおり、
向市場駅とお隣の水窪駅との間は、わずか1キロしかありません。
この両駅、クルマで向かうと5分もかからない距離にあるんですね。
国道152号線を水窪駅の方向に向かっていると、
「向市場駅」の案内標識が見えた頃には、
すでに目の前に水窪駅が見えているという…
しかもその次の水窪駅からお隣の大嵐駅まで車で移動するには、
1時間弱もの時間を要するし。
飯田線って、
本当にすばらしい路線ですね~
向市場駅ホームの眼下には、水窪川を見下ろすことができます。
向市場駅、鉄道ファンにはちょっとした有名な駅でして、
この駅と城西駅の間にある第6水窪川橋梁が、
水窪川を渡らずして架かる鉄橋であることから、
「渡らずの橋」とか「S字橋」とか呼ばれて、
本来は上の航空写真の青いラインに
トンネル(向皆外トンネル・45メートル)が掘られて、
飯田線は開通する予定だったのですが、
トンネルは建設中に崩落。
その後もこの場所では地滑りが続いたために、
トンネルの建設は断念され、
この場所を迂回するための処置として、
現在の第6水窪川橋梁が建設されたんだそうです。
橋梁が大きくカーブしているのは、
その後に地滑りが勃発しても影響のない場所に、
迂回して建てられたためとか。
つくづく飯田線の建設が難儀なものだったことが、
よくわかるエピソードですね。
↑(豊橋駅方面)
向市場駅(平成23年10月21日)
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