皆さま、おばんです!
今回も、先週に訪れた駅の紹介なのですが、
この駅に訪れたきっかけは、
10月16日に催されたイベント「青い森鉄道まつり2011」にて、
「野辺地出身アイドル・伊藤桃さんトークショー」の中で、伊藤さんが
「青い森鉄道にある秘境駅にも行きました」と、
この駅の話をしたことからなんですよね。
ミーハーでどうもすみません。
青い森鉄道・千曳(ちびき)駅です!
こちらは旧・東北本線区間にある駅で、
昨年12月4日の東北新幹線・新青森駅延伸によって、
青い森鉄道の駅に仲間入りしました。
なにが秘境って…
周りに民家がない!
あるのは駅の真上を走る国道8号線が1本だけ。
駅も危うく見過ごしそうな場所にあるから大変ですよ。
県道8号の間違いでした。ご指摘頂いた匿名さん、ありがとうございます!
真上に見えるのが、唯一のアクセスである県道8号線です。
千曳駅は相対式ホームの2面2線構造。
かつての特急街道である東北本線の駅らしく、
向かい側のホームに渡りたいのに…
跨線橋も構内踏切もなく渡ることが出来ないのですよ。
来た道を戻って、国道を横切って、再び下りないといけないんですね。
本当に面倒っちぃ。
そしてホーム間が結構遠いのです。
普通に歩いても、5分以上はかかりますから。
キンタが死に物狂いで走ってきますから。
コイツに轢かれたら、ひとたまりもありませんからね。
そんなことで自分は時間をかけて、向かい側のホームにやってきました。
こちら、千曳駅の下り線ホーム・入り口です。
青森駅方向を見た千曳駅ホーム、奥に見える大平トンネルに注目です。
千曳駅の開業年は明治43年11月ですが、
明治時代に開業した千曳駅は、現在のものとは全くの別物で、
現在の千曳駅はヨンサントウ(昭和43年10月の白紙改正)に向けて、
東北本線の電化・複線化に併せて出来た新線区間の駅なのです。
よって、現在の千曳駅は昭43年8月から使用されているもの。
千曳駅からも見ることが出来る大平トンネルの完成によって、
東北本線は格段のスピードアップを図ることが出来ました。
車でこの場所にやってくると、よくわかるんですよね。
この周囲は本当に急勾配で、カーブがきつい地形なんですもん。
ちなみに、
新線の付け替えによって廃止となった旧線はどうなったかというと…
レールバスでも有名な南部縦貫鉄道(平成14年廃止)が、
昭和43年5月の十勝沖地震によって不通となってしまった区間の代わりに、
国鉄から借り上げて使用していたそうです。
当時の西千曳駅が、東北本線・旧線時代の千曳駅だったとか。
機会があれば、旧線も歩いてみたいですね。
こちら、下り線ホームに下りる砂利道に、
フェンス代わりに使われている古レールです。
JISマーク(日本工業規格)と、「15 NSKK」の文字が。
15kgレールの数字が示すとおり、
鉄道用ではなく、工事用の軽レールなのですけど、
これ、大平トンネルの建設の際に使用されて、
その後に千曳駅のフェンスとして使用されたモノではないかと。
ちなみに「NSKK」は、
日本砂鉄鋼業・八戸工場生産を意味するレールの刻印と思われます。
秘境駅と聞いて飛んできてみた千曳駅でしたが、
その歴史を知って、改めて旧線跡も併せて再訪してみたいと思いました。
乙供駅にあった看板に、旧線跡を書き込んでみた。
これで南部縦貫鉄道が旧・東北本線を辿ってることがわかるはずです。
それにしても、この車両って…?
千曳駅に再訪したいけど、その時もクルマで来ちゃいそう。
ホントにごめんね、モーリーくん。
訪問駅リスト(第三セクター 私鉄線 ほか)
青い森鉄道
↑(盛岡駅方面)
千曳駅(平成23年10月16日)
野辺地駅
↓(青森駅方面)













