・真の外交とは・・・! | 日本哭檄節

日本哭檄節

サミュエル・ウルマンの『青春』の一節、
≪ 希望ある限り若く、失望と共に老い朽ちる。≫
こそ、人生の糧(よすが)か・・・!
既に古希寸前に達した今こそ、この言葉に励まされながら、さあ、もうひと踏ん張りしてみるか・・・(笑)

 けのふ(昨日)読ませて頂いた、東京・本郷の『赤門(=東大)界隈』にお住いの『ARKさん』のBlogに、氏の知識と洞察の広さと深さを納得させられる『珍書』を発見・・・!

 

 前から、その読書量と選書の鋭さに感心して居たのだが、今回、改めて

『なるほどなあ」・・・!』

と想わされる一冊が、コレ・・・!

 

(画像は、無断拝借・・・汗)

 

 左の一冊は、元、外交官(=駐米日本大使館公使、外務省・初代情報調査局長)等をお努めで、外交評論家でも有る『岡崎久彦氏』だから、此方はご存知の方も多いだろうが、右の一冊を眼にしたり手にされた方は、恐らくジジイの駄文を読んで頂いて居る方では一人も居らっしゃらないのでは・・・?!

 

 斯く吠(ほ)ざくジジイ自体、お恥ずかしながら、題字すら

『読めもしなかった・・・!』

ので、早速画像拡大して字を確かめ、『Amazon Kindleくん』に助けを求めたら、僅か300円で30秒も懸からず送ってくれたのだが、この一冊、大きく書けば、こうなる・・・!

 

 蹇 蹇 録・・・!

 

 読みは『ケンケンロク』と読むが、意味は、

『悩み苦しんだ記録・・・』

とも取れるし、

『忠貞の記録・・・』

と採っても善い・・・!

 

(画像は、Amazon Kindle より拝借)

 

 著したのは、明治時代中期の政治家にして外交官(=外務大臣)だった

『陸奥宗光公・・・』(天保15[1844]年~明治30[1897]年)

と云えばお耳にされた方は多かろうし、あの『日清戦争』の後の『戦後処理交渉』として名高い

『下関会議(=条約)・・・』(=明治28[1895]年)

の日本側全権(=伊藤博文と共に)だったお方と云えば、更に身近に感じられる方も居られようか・・・?!

 

(画像は、Wikipediaより拝借)

 

 タダ、このKindleくん版は、

『安&速モノ買いの何とか・・・!』

で、中は、旧字体の乱列だから、読むならARKさんの画に在るコッチだろうが、此方は生憎Kindle版が無かった・・・(笑)

 

(画像は、Amazonより拝借)

 

 タダで読みたい方は、『国立国会図書館』のデジタルサービスでも読めるが、これは、ジジイと同じ難儀をされるから、念のため・・・(笑)

(Kindole版・・・笑)

 

 これはなかなかケンカ(=読破)の仕甲斐が有りますぞ・・・(笑)

 

 と云っても・・・、そんな面倒臭いことを為さる方は居ないわな・・・(笑)

 

 で・・・、早速、昨夜は、この旧字体、漢文調との格闘と相成った次第・・・!

 

 元より、浅学ジジイに手強いのは承知の上だから、難解漢字を勘で読みながらの粗読みだが、否々、これがそれでもなかなか奥深いと云うか面白いと云うか・・・(笑)

 

 もだが・・・、幕末から明治維新を闘い、文明開化の中で

『西欧列強に追い着け追い越せ・・・!』

を合言葉にして居た政治家や外交官とは、何とも肚の据わった武士(もののふ)だったのだと、つくづく想わされるわなあ・・・!

 

 何処かのお国のお首相さんのように、燥いで

『Ya~~y・・・!』

なんてお気楽なノリで務まるほど軽くは無いとつくづく想わされるがな・・・!

 

(画像は、X.comより拝借)

 

 ジジイの浅学な語彙で読んでも、書かれて居る一行一行が、

『国を背負って居る・・・!』

と云う気概と気迫が宿って居るし、

『国の行く末・・・!』

を想い憂い、その想いを使命と弁えた武士の

『国益を賭けた葛藤との闘い・・・!』

が編まれて居る・・・!

 

 著者の陸奥外相は、明治30年に53歳で他界して居られるが、下関会議が開かれたのはその僅か2年前だし、この書が著されたのも同じ28年で、前書きの日付『除夜に』と在るってことは、当にその年に編み著された一書ってことだ・・・!

 

 氏は、既に『來養痾(=ライヨウア=なかなか治らない病を来し)』と云うことで、大磯で静養中だったにも関わらず、

『病を押して上京し職務に当たった・・・!』

し、この『録(=報告)』には

『ウソは無い・・・!』

と、その序』に記して居る辺りは、鬼気迫るモノを感じるわな・・・!

 

 これぞ

『忠貞(=忠臣)の心得・・・!』

と云うべきか・・・?!

 

 この近代和国の歴史に名高い『下関会議』では、あの、清朝の軍事部門のトップだった

『李鴻章・・・』

なんて仁も度々出て来るし、日清戦争以降の近代史好きには堪らんわ・・・(汗)

 

 尤も・・・、この戦争(=日清)での戦勝と莫大な賠償金をせしめたことが、この後の日本の

『対中傲慢・・・』

に代わって行くことと、それが100年を経た今に繋がって居ることをを考えると、甚だ複雑では有るが・・・!

 

 兎に角、ARKさんが並べられた『岡崎久彦氏』が語って居られる

『陸奥宗光に学ぶ・・・』

が何を云いたいかが、この一冊に詰まって居る気がしながらまだ1/3も読めて居ないのだが、

『今の日本の外交下手・・・!』

の原因が何処に有るかを教えてくれる気がして居るところ・・・!

 

 などと・・・、またけふ(今日)も、まったく面白くも無い自己満で中途半端な駄文にお付き合い頂いて居りましたら、申し訳有りません・・・(謝&拝)