小学校の先生をしていると、ケンカの仲裁をすることは多いと感じます。
それでも、私の経験した特別支援学級は
目に見えるケンカが多いかもしれません。
通常級で中学年から発生する
SNSに潜ったトラブルやいじめは、見えにくく、
対応・解決も難しくなります。
「イヤなことを言われた!」
これが休み時間ならまだいいです。
ですが、そういう出来事は
先生の目の届かないところでよく起きます。
たとえば、帰り道。
もしも、いじめにあったら?
そんなとき、必ず話してほしいと思った私は
幼児期から次のように話しました。
いじめは、いじめた人が悪い。
いじめられた人は悪くないんだよ。
アメリカはね
いじめた人が悪いって皆が思う国なんだけどね
日本はいじめられたことを隠す人が多いの。
(そういうデータがあるんだよ)
いじめられても恥ずかしくないから
絶対にママに話してね。
記憶に残るよう幾度となく話しました。
小さい頃は素直に受け取ってくれるので。
素直なうちの子は、
「ママ、アメリカでは・・・
だけど、いじめる人が悪いから、
ママに言った方がいいんだよねー
」
と復唱しておりました(まじめ!)
長男Kくん(年中さん)の発言。
「ねえママ、意地悪をされたときは…
きらいー!もう遊ばなーいって
言った方がいいよね?」
(実際、言える子ではない)
「きらい」という言葉の使い方については諭しましたよ。でも、
コミュ力が上がってきたなー![]()
と感心したのも思い出です。
大前提として
絶対に言ってはいけない言葉はNGです。
そのうえで
何を言ってはいけないか?
どんな言葉に人は傷つくのか?
程度問題ですが、多少のぶつかり合いの中で
子どもはコミュニケーションを学びます。
その過程で、子どもの気持ちがザワつくことはきっとありますよね。
それを消化させるには、おうちのかたに気持ちを汲み取ってもらえることが最強です![]()
さらに、おうちのかたの助言によって、
判断基準が増えていきます。
心のしなやかさ(レジリエンス)は
そういう積み重ねで育つと考えています。
子どもの人間関係。
全てが見えるわけではありません。
だから「おうちの人に話せる」土台を作りたい。
だとしたら、幼児期から
「いじめられる側に原因はない」
と刷り込んでおくのもおすすめです![]()
実際は、長男Kくんは風変わり、いえ、
個性的なのでいじめの対象外でした。
長女むーちゃんは、穏やか。
人の悪口を言いません。
地域の公立校はとても落ち着いており、
いじめは経験しませんでした。

