自分で乗り越えさせ、それを見守る辛さ | ◆ 薬いらずの元氣家族をつくる*おうちセラピー

こんばんは。

今日は息子、幼稚園時代の友達のお宅にお泊り。

もう誕生日の夜を親元離れて過ごしても平気なお年頃になってしまったのね~。

しみじみ。栄養士セラピストの岡田のりこです。



娘が遊んでるのを見て、イライラしちゃう

「怒る」と「叱る」


のつづき。


娘は、幼稚園年長さんの時、同じクラスのお友達とトラブルがありました。

トラブルっていうか、我の強いその子に支配され服従していたのね。

それが発覚したのは、親子遊びの自由参観の時。

そのお友達に呼ばれて、他のクラスの子やママたちとは離れた場所で遊び始めた娘とその子(仮にAちゃん)。

最初は仲良くニコニコ遊んでいたんだけど、そのうち、娘が涙目になっているのがわかりました。

クラスの他の子が「娘ちゃん、こっちで遊ぼう!」って助け船を出してもその場を動かない。

私が「こっちにおいで~」と呼びかけてみました。

さすがに母が声かければ来るだろうと思った。

でも、こっちに来ないの。

Aちゃんから「行っちゃダメ」と言われたから。

その時の娘を見た衝撃は、今でも忘れられません。

周りのお母さんたちも「ねぇ、私が助けに行って連れてきていい?」というくらい、異様な雰囲気でした。


やばい。この子は強い相手に立ち向かう術を知らないんだ。

将来DV男に振り回され、それでも自分が悪いんだ、と言う娘の姿が浮かんでしまうくらい怖かった。


Aちゃんとはよく遊んでいることは知っていて、時々Aちゃんに意地悪言われたとか、ちょこちょこ聞いてはいたんだけど、そこまで深刻には考えていなくて。


担任の先生と話してみると

「今まではついていくだけだったけど、やっと嫌だっていう感情が芽生えてきたんですよね。
でも、私が毎回引き離しても解決にはなりませんから、嫌だったり困ったら自分から先生の所においでっていつも声掛けして見守っているんです。」

とのこと。


もし、一人目の子供だったら、

「何言ってんの?うちの子をしっかり守ってよ!!」

って喰ってかかっていたかもしれません。

でも、5歳上の息子とその友達たちの成長の過程でいろんなトラブルを体験したり話を聞いたりしていた私は、娘を励ましながら、自分でAちゃんとの適切な距離を保てるようにさせたいと思いました。

小学校では、もっともっと大きなトラブルがありえるし、娘の幼稚園のように見守ってくださる先生たちばかりの信頼できる環境とは言い難かったからです。


娘に聞いてみると、

「ダメって言われた時に、どうやって言い返したらいいのかわからない」

「言い返したらまたどう言い返されるかが怖い」

「Aちゃんが一人になると可哀そう」

(クラスの他の子はかなり距離をおいている存在だった)

と話してくれました。


なるほど。

でも、Aちゃんが一人になっちゃうのは、みんなに意地悪をするから。

それを、娘ちゃんが我慢して一人で一緒にいなくてもいいんだよ。

遊びたい時は遊べばいいし、嫌なこと言われたら嫌だって言って離れていいの。

そう娘に何度も何度も話しました。


そして、息子も交えて、意地悪言われた時、他の子と遊んじゃダメと言われた時、どう言い返すかの台詞を考える作戦会議。

それを大きな声で言う練習もして。


その二ヶ月後。

娘は自分の意思でAちゃんと遊び、自分の意思でAちゃんと離れられるようになったの。

自分の気持ちも声に出してAちゃんに言えるようになりました。


これは、ホントに娘の乗り越える最初の大きなハードルだったなと思います。

そして、それをサポートしながら自分の力で乗り越えさせることができてよかった。



AちゃんやAちゃんのお母さんにも働きかけながら、娘をずっと見守ってくれた担任の先生には本当に感謝しています。


こんなふうに子どものトラブルをただどっちが良いとか悪いとか可哀そうとかではなく、どちらの子も成長させるために見守ってくれる環境って、希少です。


私は二人の子供をこの幼稚園に通わせることができて、本当によかったなと思っています。




つづく


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