自分の傷に気付く大切さ | ◆ 薬いらずの元氣家族をつくる*おうちセラピー
恥ずかしながら。



私は親からお金をくすねる子どもでした。


一番最初にやったのは、保育園の時。

お金を入れてあった空きビンから50円を出して、ドキドキしながら近くの駄菓子屋さんに行ったのを覚えています。

いつまでやってたのかははっきり覚えてないけど、ちょいちょいやってた記憶はある。


それでガツーーーーンと怒られた記憶はないんだけど、親ももちろん気付いていたのです。



それをはっきり思い知らされたのは、ずーーっと後になってから。



息子を産んで2年目くらいの夏休み。

実家に帰った2日目に

「財布に1万円が足りない。あんたが盗ったんでしょ」

と母に言われたのです。



もちろん、そんなこと、しないよー。

そのころ、母は更年期で心身のバランスがとれず、いろんな事に猜疑心を持っていたのでした。



その時ねぇ。

いろんな気持ちが噴き出たよね。


「どろぼうする娘って思って育てていたんだ」

とか

「ちゃんと怒りもせずに、そうやって育てたくせに」

とか

「どうにかして、お母さんが間違っていたと思い知らせてやりたい」

とかね。


いっぱいいっぱい泣いて、最後にはお母さんも泣いて。



私の中には、そういう気持ちが今でも刻印のように記されています。

消えないのよね。



でね。



息子が3年生の時、今度は息子が私のお金を盗りました。



それが分かった時の私の気持ち。

「あぁ、私の血がこの子にそういうことをさせたんだ」

「もう絶対にさせない!!」

と、必要以上に激怒しました。



でもね。ふと気付いたのです。



そうやって、息子のことを思っているフリをした後ろのほうで

「自分のやってきたことをみんなに知られたくない」
「自分が悪いことした過去を隠したい」

っていう、小さな自分を守ろうとしている自分に。


そのために、息子を「絶対に許してはいけない」気持ちになっていることに。




結局、息子がお金を盗ったことには、

担任の先生や私にうまく自分の気持ちが伝えられずに悶々としちゃっていた

という別の心の原因があり、そこをケアできたら、もう盗らなくなりました。



……あの時、それに気付けてよかった。

「この子にはどろぼうの血が流れてる!!」

なんて、決めつけなくてよかった。




こーんなことは、みんなはないかもしれないけれど、

生きていれば、誰だって、人には言いたくない、知られたくない、小さな心の傷のひとつや二つ、ありますよねぇ。


それを意識できているか、できていないか。

自分で許せているか許せていないか。



それが、思わぬところで、人間関係や子育てに影響してくることを実感しました。



マザーヒーリングでは、マッサージしている間、私から特別に何かを聞き出すようなことはしません。


だから話さなくてもいいのです。

自分の体と心に眼を向ける時間を持つこと。

そして、小さい自分の傷に気付くこと。

気付いたことを、自分で消化できるならそれでいいと思うし、誰かに聞いて欲しいのなら私がそれを聞きますよ。


それはほんの小さなことでもいいのです。


お母さんが自分より他の兄弟のことを可愛がっていたと思っていた

とか。

お友達と3人のグループで、いつも他の二人が抜け駆けしないか気が気じゃなかった

とか。

学校の先生に甘えようと思って話しかけたら拒絶されて傷ついた

とか。



あ、これ全部私ね。



そういう自分のマイナスな心の記憶を自覚すること。

そしてそれもひっくるめて自分を愛すること。



それがとても大切なのではないかと思うのです。




マザーヒーリング、

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