出産の時①
のつづき・・・
神戸海星病院についたのが夜中。
ベッドに横になって機械をつけると、お腹の痛みとともに、今までには見たこともない大波がグラフになって表れた。
「ぐふふ。今回こそホンモノだわ
」
「これだと明日の昼くらいかな」という助産師さんのお言葉に、「おぉ
」と興奮。
「体力使うから、寝ておいてね」と言われて、だんなはすぐさまご就寝だったけど、私は目がランランとしてて、「今6分間隔だった」と時計とにらめっこしつつ、これからおこることを未来予想図してた
朝になって、8時に先生の診察を受ける。
「うん。7センチまで開いてるね」
ウッキャー
もうそんなにぃぃ?全然余裕
こりゃ、安産間違いなしだね
と、ますます興奮。
そこで、調子に乗った私は浣腸してもらうことにした。
産む時に一緒に
しちゃうのが嫌だったことと、浣腸するとお産が進むと聞いていたから、「ぜひ
」と鼻息あらく申し出てみた。
・・・・・・そこからがすごかった・・・・。
浣腸したら痛さがそれまでの倍に・・・・。もう便座から動けない・・・。
「ぐぉぉぉぉぉ
」とトイレで苦しむ。
やっと、看護婦さんにささえられ、お部屋に戻った。
その病院はアクティブバース(自分の好きな体勢で好きなように産める)だったから、ソファのある10畳くらいのお部屋でずっと過ごす。
陣痛の痛みをこらえつつ窓の外を見ると六甲の山。でもまだ3月だから新緑なし。
せめて青空なら頑張れるのに・・・・・曇り
・・・
だんだん寝てない疲れで、陣痛と陣痛の間は寝てしまうようになってた
でも、容赦なく陣痛は規則的に襲ってくる。
「ぐわぁぁっぁ、きたぁぁ!」と横で一緒に寝てただんなをたたき起こし、波が去るのをひたすら耐える。
そう、「耐える」。それが出産なんです。
目標としていたお昼がきても、全然生まれる様子なし。痛い割には子宮口が開かない・・・。
「食事はちゃんと食べてね」と言われ、痛みと痛みの間にお食事。
次の出産目標時間を勝手に「3時のおやつ」に設定して、ラストスパートだと信じ、頑張る初産婦の私。
でも、まだまだまだまだ・・・・・
つづく。