その①はこちら
ある日、庭に1羽のふくろうがやってきました##
鳥類の中で最も賢いフクロウは#すっかり打ちひしがれている木を見て声をかけました。
「心配することはない実はそんなに悩むほど深刻な問題ではないんだよこの地球に住む人間のほとんどが同じ問題を抱えておる。
解決方法はただ一つ
他人の期待に応えようと努力して人生を無駄に過ごさないこと。
自分自身であれ!己を知れ!そして、
そのために自分の内なる声を聞け!
そう言い残すとフクロウは消えてしまいました。
「自分の内なる声?自分自身であれ?己を知れだって?」
木は藁にもすがる思いで自分に
問いかけました。
すると突然全てが理解できたのです。
木が耳を塞いで、その代わりに心を聞くと、
「私たちはりんごの木ではないから、りんごの実を実らせることはできません。
バラの木でもないので、毎年春に花を咲かせることもできないのです。
私たちはセコイヤの木です。
雄大で荘厳な成木になることが、私たちに課せられた宿命です。
鳥に住み処を、旅人に日よけを
そしてこの世に美しい田園風景を提供するのが私たちの使命です。
だから一緒に頑張りましょう!」
という声が聞こえたのです。
木は底力と、自信がみなぎってくるのを感じました。
そして自分に課せられた宿命を全うするために努力を始めたのです
こうして心に空いていた穴をあっという間に埋めた木は、みんなから敬愛される存在になりました。
そして庭園は、至高の幸福に満ちた場所となったのです。
私は周囲を見渡して自分に問いかけてみます。
自分が成長するのを自分自身で押さえ込んでいるセコイヤの木がどれぐらいいるのだろう??
自分には棘しかなくて、綺麗な花を咲かせることができないと恐れている薔薇の木がどれくらいいるだろうか??
開花の仕方を知らないオレンジの木がどれくらいいるのだろう???
どんな障害物や邪魔者にも、自分という存在の素晴らしい本質を発見し、世の中のために役立てることを妨げさせてはならないのです。