
むせるのは股関節が原因?名探偵・櫻井裕子の事件ファイルNo.002 アロハちゃん
チャオ!🐾
株式会社チェリーィヌ 代表取締役
メンテナンスドッグマッサージ®創案者の櫻井裕子です
株式会社チェリーィヌ 代表取締役
メンテナンスドッグマッサージ®創案者の櫻井裕子です
新企画の「名探偵・櫻井裕子の推理と分析 犬の身体の事件ファイル」
事件ファイルNo.002は、
ポメラニアンのアロハちゃん(女の子)の登場です。
ポメラニアンのアロハちゃん(女の子)の登場です。
もふもふの毛に隠れた"事件"を、今回もひも解いていきますね。
事件ファイルNo.002 登場犬のご紹介
今回登場していただいたのは、ポメラニアンのアロハちゃん。飼い主さんは瀧朋代さんです。
きっかけは、事件ファイルNo.001のティナちゃんの飼い主・美穂さんが「これ広めたい!」と、
大切なお友達のアロハちゃんをご紹介くださったこと。
Instagram:@marilyn3love/アロハちゃんのアカウント:@alo_mahina
きっかけは、事件ファイルNo.001のティナちゃんの飼い主・美穂さんが「これ広めたい!」と、
大切なお友達のアロハちゃんをご紹介くださったこと。
もこもこでとっても可愛いアロハちゃんですが、
実はこの"もふもふ"。見立てを難しくする厄介なポイントでもあるんです。
実はこの"もふもふ"。見立てを難しくする厄介なポイントでもあるんです。
毛で体型がごまかされてしまうので、
写真や動画だけでは飼い主さんも気づきにくい変化がたくさん隠れているのでは、
と予想していました。
飼い主さんからの事前の「事情聴取」では…こんな気になるところがありました。
写真や動画だけでは飼い主さんも気づきにくい変化がたくさん隠れているのでは、
と予想していました。
飼い主さんからの事前の「事情聴取」では…こんな気になるところがありました。
事前調査でついた"印"
いただいた写真・動画に加えて、
過去のInstagram投稿もさかのぼらせていただき、印をつけさせていただきました。
・ウエストのくびれが左右非対称
(右ははっきりくびれているのに、左はくびれがない)→骨盤や肋骨のゆがみの可能性
・横から見ると、胸椎(肋骨がついている背骨)が右に大きく湾曲している疑い(側弯の疑い)
・背中がヒトコブラクダのように盛り上がっている
・左後ろ足が歩行中に内側に入り込む、スキップするような動き
・つま先が外側を向きやすい(特に右後ろ足)
・膝や足首がカックンと崩れる場面が動画で見られる
・膝から下の筋肉の弱さを示す「ストレートホック」のような姿勢
・左前足の手首(人でいう手首)が折れ曲がったまま固まっている
・内側に体重をかけて立つ癖(肉球のへこみ方から推測)
・左前足の肘が曲がったまま立つ姿勢が過去の動画で確認された
・仰向けになると「お化けの手」(ゴーストハンド)になる
・ミルクを勢いよく飲むと、むせやすい
過去のInstagram投稿もさかのぼらせていただき、印をつけさせていただきました。
・ウエストのくびれが左右非対称
(右ははっきりくびれているのに、左はくびれがない)→骨盤や肋骨のゆがみの可能性
・横から見ると、胸椎(肋骨がついている背骨)が右に大きく湾曲している疑い(側弯の疑い)
・背中がヒトコブラクダのように盛り上がっている
・左後ろ足が歩行中に内側に入り込む、スキップするような動き
・つま先が外側を向きやすい(特に右後ろ足)
・膝や足首がカックンと崩れる場面が動画で見られる
・膝から下の筋肉の弱さを示す「ストレートホック」のような姿勢
・左前足の手首(人でいう手首)が折れ曲がったまま固まっている
・内側に体重をかけて立つ癖(肉球のへこみ方から推測)
・左前足の肘が曲がったまま立つ姿勢が過去の動画で確認された
・仰向けになると「お化けの手」(ゴーストハンド)になる
・ミルクを勢いよく飲むと、むせやすい
肋骨のカーブの左右差があり、背骨が曲がっている
背骨が曲がると肋骨も連動して歪みやすい

背骨が盛り上がっているヒトコブラクダさん

右の後肢が外旋(外側にひねっている)

肋骨が出っ張っている

内側の指の肉球のへこみから内側に体重をかけて立つ癖を推測

実際にさわっていただいて分かったこと
🐶肋骨・胸椎エリア
肩甲骨まわりを触ると、ヒトコブラクダのようなはっきりとした盛り上がりが確認できました。肋骨全体が後方にずれていたことが判明。施術後は背骨が直線に並び、盛り上がりも解消! ミルクを飲むときのむせや呼吸のしにくさも、この胸椎や胸骨の歪みや肋骨全体のズレが原因だった可能性が高いです。
🐶首の筋肉
前側の首の左右(ネックレスライン)に、骨と見間違えるほど硬いしこりが複数見つかりました。施術後は柔らかくなり、肩の骨の位置も正常なラインに戻りました。
🐶腰・インナーマッスル
硬さは「消しゴムとマシュマロの間」くらい。施術後は「マシュマロ」程度までやわらかくなりました(初回のため、無理せず7〜8割のほぐしでストップ)。左右差もほぼ解消。
🐶お尻・尻尾の付け根
尻尾の付け根が硬く、特に右側に強い硬さが残っていました。施術後はお尻の筋肉が柔らかくなり、連動して太ももの筋肉も軟化。
🐶内もも・膝の内側
内転筋の硬直・萎縮が疑われ、これが後肢が内側に入り込む原因と判断しました。
膝の内側をさすることで、離れた首の筋肉まで連動してコリがほぐれるという結果も見られました。
膝の内側をさすることで、離れた首の筋肉まで連動してコリがほぐれるという結果も見られました。
(ここに施術中のお写真・動画を挿入)
名探偵の推理──真犯人は"股関節の弱さ"から始まった全身の連鎖だった
股関節がもともと弱いアロハちゃんは、後肢でしっかり踏ん張ることができず、無意識のうちに体重を前へ前へとかけて生活してきたようです。
その結果、股関節で体重を支えられず踏ん張れないので、
おそらくバランスを取ろうとして背骨が盛り上がっているところに力を入れて、
背中はひとこぶラクダのように盛り上がり、肋骨全体が後方にずれ、
首の筋肉はガチガチに固まってしまったのではないかと推理しました。
そして、これがミルクを飲むときにむせやすいという症状にもつながっていました。
おそらくバランスを取ろうとして背骨が盛り上がっているところに力を入れて、
背中はひとこぶラクダのように盛り上がり、肋骨全体が後方にずれ、
首の筋肉はガチガチに固まってしまったのではないかと推理しました。
そして、これがミルクを飲むときにむせやすいという症状にもつながっていました。
つまり、
股関節の弱さがきっかけとなって、全身にドミノ倒しのように代償の動作や姿勢が連鎖していた——これが今回の事件の真相です。
もふもふの毛に隠れて見えにくいからこそ、飼い主さんの日々の観察と、定期的な"見立て"が本当に大切なんですよー。
これからのケアプラン
①股関節・後ろ足のケア
・階段運動(100円ショップのブロックを組み合わせたドッグステップなどで上り下り。特に上りを重視)
・草丈の高い場所でのお散歩(足を高く上げる動きを引き出せます。ただし膝が不安定な子には向かないので、様子を見ながら)
・草丈の高い場所でのお散歩(足を高く上げる動きを引き出せます。ただし膝が不安定な子には向かないので、様子を見ながら)
②お尻・太ももの筋トレ
・「おすわり→立つ」を繰り返す、人間でいうスクワットのような運動。おやつで誘導しながら、お尻がペタッと着地する前に「よいしょ」と持ち上げるように促すのがポイントです。
③マッサージの継続
・全部を一気にほぐさず、初回は7〜8割ほぐすところで様子を見ます。左右差や硬さの変化を見ながら、少しずつ進めていきます。
④経過観察
・歩き方や姿勢に変化が見られたら、写真や動画で記録しておいていただけると、次回の見立ての参考になります。
今回の事件、股関節の弱さが引き金となり、全身に連鎖していた——それが真相でした。
もふもふの毛に隠れて見えにくい変化こそ、飼い主さんの日々の観察が頼りです。
No.003以降のワンちゃんのご応募もお待ちしております!
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