昨日は都内にある児童養護施設の職員の方に向けた研修でした。


二回目ということで、今回は

「現場に携わる大人、みんなでトラウマの理解を通してみてみると?」
というチームビルディングを含めての内容でした。


トラウマの知識を通して相手や自分、

全体に起きていることを見たり、
新たな傷つきを防いだりすることを

“トラウマインフォームドケア(TIC)”と言いますが
TICでよく使われるのは『困った子は困っている子』。

つまり、周りからすると一見「困った子だなぁ」という

印象になるお子さんの言動には
「なにか、困りごとがあるから、

こういう言葉やふるまいになるのかな」という
「なにか、あるのかも(トラウマがあるの、かも)」

という理解のメガネを通してみることでもあります。

そして施設や学校など、関わる人が増えるときに大事なのが、
このメガネをかけるときに“みんなでかけること”。

例えば同じお子さんをみるときにも

「ウソをつく子」

となるのか
「なにか言い逃れをしたくなる理由があるのかも」
「今までの困難な状況を対応してきたときの

パターンが出ているのかも」

と理解するのかでは
大人側の対応も全く違うものになります。

こういうズレってとてももったいないと思うのです。
なぜならどの支援者の中にも根底には

「子どもが好き・応援したい・健康を願っている」など、
それぞれの想いがあるはずで。
それが理解の違いによって大人の気持ちも伝わらず、大人も傷つく。
子どもには傷つきの再演が起こる。
これは愛があるのに、それが向かうところに向かっていない状態。

こういうときに見えないすれ違いが見える化されることで、

気持ちや行動が合わさっていく。

TICにはそんな働きもあると思っています。

研修の後半ではグループに分かれて

ディスカッションをしていただきましたが、
チームに対する皆さんの思いや、こうしていきたいという

アイディアを伺っていて胸が熱くなりました。

知ったことが現場でゆっくり広がっていくと、

まずは支援者側が楽になり、それが子どもにも伝わっていく。
そんな素敵な連鎖にもなるのですよね。
それぞれの方の情熱や愛がそのままに循環していくって最高かハート
 

みなさんのあたたかなエネルギーに私も元気をいただきました。

ご参加くださった職員の皆さま、ありがとうございました。


週末はもう一つのWSです。>>
こちらも楽しい、安心、できる(エンパワー)を見つけていく時間になればと思います。



一緒にいった親子が好評でした。
 

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