昨日の記事に引き続き、

子どもの性暴力被害について
防ぐためのことを書いています。

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今回は「グルーミング」についてです。

 

グルーミングとは心理系の文脈では“手なづけ”という意味で、

主に虐待について説明するときに使われます。

(グルーミングという言葉自体は、

犬をブラッシングするときなどの毛づくろいや

血行を整えるという意味もあります)


遊びに誘うことや世話のふりをして子どもに近づき、

親しい関係を築いたうえで加害行為におよぶ一連の動きです。

 

たとえばこのようなシチュエーションの中で起こります


・遊び相手になる、世話をやくふり
→優しい言葉をかけたりお世話をしてくれるので警戒しない

 

・教育や指導に乗じる
→「お前のためだ」「君は特別だから」などの言葉で特別感を出す。

 

・子どものニーズを満たす(関心を向けて欲しい子どもに関わる)
→学校や家で居場所がない思いをしている子どもに

「自分は君の気持ちがわかる」という感じで寂しさを埋める言葉や行動をとる。

(LINEの返事をこまめにする、頻繁にメッセージを送るなど)
 

このような流れの中でグルーミングは進んでいくので、

子どもは相手に対して信頼があるので加害行為に気づきません。

もしくは気づいたとしても気持ちが戸惑い、

混乱することもあります。

 

一見大事にしてくれている。

「…でも、なんかヘン」

という自分の違和感が「でも良い人だし」という気持ちで

曖昧になったり、そのときは気づかないこともあります。

 

また、グルーミングをする人の言動は

“優しくて面倒見がいい”ように見えるので

家族に対しても信頼関係を築いていることもあります。

 

だから、子どもも家族もつらくなるのです。

 

「あの人がそんなことをするはずない」

 

自分の感じている違和感と今までの“よくしてくれた”の

間で混乱し、自分がわからなくなったり責めたり。

これはとてもつらい状態ですよね。

 

ここで昨日の話に戻るのですが

 

「あなたはどんなときでも

自分の心と身体を大切にしていい。

あなたの思っていること、

感じていることは間違いじゃない」

 

という自分を信じること、尊重することを

感覚的に知る“セルフラブ”。

 

そして、話しにくいことも話せる

“ふだんからのコミュニケーション”。

 

これが予防とケアにつながります。

 

子どもにも、私たちにも

“自分の気持ち、信じていい。大切にしていい。

自分が感じていることは自分のもの”

伝えてあげたいですね。

 

不安なときほど混乱も出てきますが

“私を愛するのは私の仕事”!

バイロンケイティの言葉のように

まずは違和感や重さを感じている気持ちを聴く。

 

落ち着いた心と身体からは

どんなアイデアが出てくるでしょうか。

 

基本は安心安全、愛と信頼♩

 

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