指示を聞かない、すぐ忘れる、
反省しているように見えない、
何度言っても伝わらない。
そんな部下(や子ども)にイライラする!
というとき。

自分が上司(親)としてダメなんだ。と凹む前に。
どうやったら伝わるか。やり方を変える前に。
あの人はダメな人。と決めつける前に。

もしかしたら
「目の前では見えていない、心や身体のケガが、
この人(子)の様子の、底にあるのかも」
そんな理解もあります。
丸メガネ3種:グレー、茶、黒
見えない傷の影響があるのかも、
という理解でみることを
『トラウマインフォームドケア』といいます。

大きなショック体験による

心の傷つきのことをトラウマと言いますが、
トラウマは心だけではなく、
脳や自律神経系、内臓の働きなどへも影響をします。

体験したことは日が過ぎていくので
表面では終わったことのようになっていますが、
私たちの心や身体はショックが大きければ大きいほど
「こんな怖いことはもう経験したいくない」と、
いろいろな知恵を働かせて、二度と同じような怖い目に
あわないように対応をします。
あらゆる対応策で備えるのです。

たとえば

油断していると攻撃されるかもしれないから
常に見張っているぞ。

という場合は

緊張感、鋭さ、敏感さ、ピリピリ、
動き続ける

などの行動になるかもしれません。

あるいは

何も感じないでいれば痛みも感じない。

と、ぼんやりすることで怖さから
離れる戦術をとるかもしれません。

あるいは

やられる前にこちらから近づいておこう。

と、自分から危険な場所や人に
近づいて一見、慣れたように見せる。
そんなこともあるかもしれません。


こういうとき、
他人からその人をみた場合には

すぐ怒りやすい人、
落ち着かない人、

とか

感情のない人、ぼんやりした人
どうでもよさそうな投げやりな人、
やる気のない人

とか

何を考えているのかわからない人、
助けようとしているのに裏切る人、

などのような印象になるかもしれません。

また、自分への感じ方の場合には

私は短気な子供っぽい性格なんだ…
とか

自分の気持ちがよくわからないモヤモヤ感
拠所のなさなさ

とか

自分はどうでもいいニンゲンだから
どうにでもなれ!
とか
あの人ならわかってくれるかもしれない。

などヤケモードになって
そのループから抜けにくくなることが

あるかもしれません。

(ちなみにトラウマの話は場合によって“あらわれ方”が
真逆だったり、濃淡があったりするので
一概に言い切れないこともあるので
どうしても“カモ”という表現が多くなります。
わかりにくくなるかもしれませんが、
トラウマによる反応はそれぐらい繊細で

複雑なことと言えるのでしょうトラ馬オカメインコ)

今回の記事でお伝えしたいのは

困りごとがあるとき(相手にみえるとき)。
そこには何かしらの理由(トラウマ反応からの行動)が
あるのかも、しれないな。
ひとまず、そんな理解で自分や相手をみてみませんか。
というお誘いです。

これは

トラウマがありそうだから自分がガマンする。
ということでも、
あの人は(自分は)トラウマがあるんだ!と
決めつけることでもありません。

まずは

『何か、あるのかもな』の

ワンクッションをはさんでみる。

というお話です。


目の前に見えているものの背景に別の理由がある。
そこには誰にもやさしくて、誰もが過ごしやすい世界への
ヒントがあるように思います。

今日はトラウマの理解でみてみる。
“トラウマインフォームドケア(TIC)”についてでした!


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