※続きの怖い系のお話です。
次にバスは1泊目の旅館へ。
今の修学旅行はどうか知らないけれど
当時は『修学旅行専用』みたいな旅館があった。
生徒数も多い時代だったからね。
今だったら問題になりそうなクオリティーで
建物もやはりそれなりに・・・(w)
7~8名に1部屋ずつがあてがわれ
古めかしい畳敷きの部屋に着くと
すぐにそれぞれ荷物の整理を始めた。
修学旅行のスケジュールは結構つんでて忙しい。
相変わらず天気は悪く
それでなくとも採光の悪い部屋は
灯りがついているのにもかかわらず
どんより暗かった。
ふと
後ろ向きに座ったA子の姿が目に入った。
そう。A子は同部屋だったのだ。
そして次の瞬間
A子が座ったまま後ろに倒れていくではないか。
その様はスローモーション。
まるで何かに引っ張られるようにパタンと。
間近で見ていた担任のクマ子先生と私たちが驚いて
駆け寄ると
一瞬気を失っていたA子が目を覚ました。
その時
小さく呟いた言葉は
先生にも私たちにもしっかりと聞こえたのだった。
おそらく他の生徒の動揺を避けるためだったのだろう。
すぐにA子はクマ子先生に連れられて
先生たちの部屋へ行ったみたいだ。
全員集合の大広間にも
その後の部屋にも彼女の姿はなかった。
クマ子先生は私たちに
と、言ってたけど
あの後何があったのだろう?
泣く子も黙るクマ子先生が
すごく怯えていたのが今も気にかかっている。
おしまい。
介護の真っ最中、ブログが本になりました→■
電子書籍の購入はこちら
↓
記事を書かせていただいています

↓
月3更新の予定です

↓
月1更新の予定です










