も~暑い日だった。

昨日、だんなが 「感動した。」と言うので聞いてみると

出勤途中見かけた母子。

中学生の息子は走って、

お母さんはその子のカバンを自転車のカゴに載せて



かなりの勾配の坂道を登っていたそうだ。


ちょっと遅い時間だったので遅刻しそうだったのか。


だんな曰く、「普通、こういう状況なら親は車で

送っちゃうだろ?自転車で送ってくのに感動した。」

と。


ウチのだんなは感動男だ。



その話を聞いて、10年ほど前の事を思い出した


長男が5年生くらいだったか。


明日が遠足と言う日に彼は運悪く

学校の遊具から落ちて

足の骨にヒビが入るケガをしてしまった。


5キロほどの距離の公園まで歩いて行く遠足だったので

無理だと思い



学校に電話して欠席することにした。


すると1時間ほどして、今度は担任の先生から電話。


「クラスのみんながTくん(長男のこと)も一緒じゃなきゃ

だめだって言うんですよ。

現地まで連れて来てもらえませんか?」とのこと


一瞬、そう思った。

というのも当時、私はペーパードライバー。


一家に2台が当たり前で

まわりのママはほとんど運転する当地のこと。

先生も気安く言ったんだろう。


しかし、先生からそう言われては断るわけにもいかない。


「はい。じゃあ連れて行きます。」

と電話を切った。




タクシーで行こうかとも思ったが、お金がかかる。

バス停まで距離があるので、骨折息子をそこまで

歩かせるのも難儀。



ということで結局選んだ交通手段は


これっきゃないでしょ。


急いで準備をして さあ出発。





この辺りは平坦なところがあまりない。

ほとんどの道が坂道だ。


特に目的地のH公園は山の上だもの。




その上、当時の長男はたしか40㌔前後の体重があり



タイヤは常時ウイリー状態(コワ)

それでも何とか目的地のH公園に到着。


心臓ばくばく。足はがくがく。

クラスの子たちが集合している近くまで乗せて行き、

あとは本人で行かせた。

(だって、こんなスゴイかおで、担任の先生にごあいさつ

できましぇん。)


さあて、用事も済んだし、帰ろうと思った時



後ろから呼び止められた。


振り向くと


赤ちゃんづれの若いお父さん。


「いやぁ~ボク、途中からここまでずっとあなたの後ろを

車で追いかけてきたんですけど、すごいですね!

感動しました。」




ここにも感動男がひとり。




そういえば、来た道は車が渋滞してたっけ。

て、ことは自転車で来て正解だったってワケだ。


感動パパに照れ笑いを返しつつ、ちょっとルンルンで

帰って来たのを覚えてる。


次の日の筋肉痛はハンパなかったけどね。




夕方、

先生の車で家まで送ってもらった長男が

ニコニコで帰って来た。