きのうのつづき    



コトのはじめは朝一番の電話から始まった  






 

実をいうと、こんなこと初めてではない。

つい数ヶ月前にも通販で数十万円の品物を注文して受け取ったばかり。

しかし、それも使い方さえもわからないシロモノ。

今ではかのゴミ部屋でホコリと共にうずもれて一度も使われた形跡はない。


1年前、健康食品がひんぱんに届くようになり、おかしいなと思い、調べるとマルチ商法の製品だつたことも。


近所や、親戚に片っ端から電話したり、手紙を書いたりして勧誘していることもわかって、あわてて先回りして相手に確認を取ると、「言っていることも、書いてあることも支離滅裂だからおかしいと思った。」と言われたこともあった。

どうしたものかと消費生活相談に行ったこともあったけれど、今のじいさんはちょっと壊れ気味とはいえ、本人の意識がしっかりしているため、子どもとえども一方的に解約することは無理との回答だった。

「本人がやめると言わないと残念ですがこのようなケースは解約はできませんね」ということなんだ。


完全に判断能力がなくなってしまえば話は別なのだが今の時点では成年後見人の制度も活用は出来ない。

結局、そのマルチも多額のお金をつぎ込んで解約した。あふれかえる健康食品の処理に困ったようだ。

わたしたちに出来る事といえば、悪徳業者につけ込まれないよう用心するくらい。

でも本人は電話もはがきの申し込みも出来る。


新聞で広告にのせられたか、はたまたテレビショッピングで見たか。

じいさんは特に信仰心がある人ではない。

逆に現役時代、自分は無神論者だと豪語していたくらいだ。

それがなぜにかんのんさま!?


電話に話をもどします。

じいさんたちはまだ寝床の中。多分そんなお金、準備してあるとは思えない。



これがあとで問題となるのであった・・・。


明日につづく・・・。