テレビドラマのanegoが面白かったので、原作を読んでみた。
最初のうちは、ドラマとおんなじだと思ってたのだが、
最後まで一気に読んでしまって背筋が寒くなった。
すごいラストだ・・・・ほとんどホラー。ここまでしなくても・・・。
これから読む人もいると思うので詳しくは書きませんが、
ドラマで勇気付けられて、がんばるぞ!とか、楽しい気持ちに
なった人は読まないほうがいい・・・・、と思う。とても胸ふたぐ
展開でした。林真理子はこんなにも不倫が嫌いなのだろうか。
不倫をするひとへの警告にしてもショッキング。
ところでとてもココロに響いた箇所があるのでちょっと長いけど、
引用します。
「世の中の人間というのは、どうしてこれほど気軽に、
人に悩みを打ち明けるのだろうか。
相談するということは、毒素を口から吐き出し、それを相手に
吸い込ませることである。それを解毒するために、相談された
人間は心も体も消耗していく。」
これは衝撃だった。
私自身は人の悩みを聞くのは一向に構わない。
誰かに話をするだけでも気持ちが楽になると思うからだ。
だから私もけっこう人に相談(というか話)をする。
アドバイスを受けたいわけじゃなくて、ただ話す。
でもこういう風に話を聞くだけで、苦しむ人もいるのだ。
軽く話を聞いてもらったつもりでも、相手をすごく悩ませて、
消耗させているのかもしれない、といまさら悟った。
これからは、慎重にいこうと思う。
