ゴッホの有名な絵のひとつだけど、私はこの絵がすごく好きだ。

空の青と、カフェテラスの黄色をじっと見てると寂しいけど、

暖かい気持ちになる。

この間竹橋で開催されていたゴッホ展にもいってみた。

実際の絵はもっともっと青が濃くて、強烈で胸が痛くなるほどだった。

この絵を描いたとき、ゴッホは孤独の絶頂期で、ひとと触れあいたくて

カフェに入って行きたいんだけど、どうしても入っていけなかったそうだ。

そんな物陰からじっと見つめるような、寂しさが痛いほど伝わってくる。

あまりにも感動したので、A3くらいのポスターを買ってきて、

トイレの壁に貼って毎日眺めている。

 

ただうちのトイレはすごく狭いので、座ると目の前20センチくらいに

絵が飛び込んでくる。なので絵の細部までがよく見える。

私はそれでもお気に入りだったのだけど、だんなさんがある日、

トイレから出てきて、

「あの絵よく見ると、人間がみんなばけものみたいに見えるよ。こわーっ」

と言った。

それからというもの、感動的な絵のはずなのに、

かばみたいな口のおとこのひととか、目のでかいエイリアンのウェイトレス

とかばかりが目に付いて困っている。



>>補足 この絵の中の人物は小さいので、顔が描かれていないのだ。なので見える人には(うちのオットとか)変な風に見えるらしい。今度皆さんも機会があったらじっくり細部をみてみてください。