彼とは、私がまだ若かった何者でもなかった、ただの平社員の頃、入社してきて知り合いました。
とても、優しく、周りに気を使い自分のことは後回し、そしてとても頭がよく、仕事が出来る
そこまで言うと、悪いところは何もないのか?
と言われますね
あるんです
優しいがゆえに、はっきり言えない、心がもろい
いや、違うな、それ以上にパワハラが酷かった、誰であってもそこまでされると、心を壊してしまう
上司は、そんな彼の優しさにつけこんだ
このクソ(失礼)上司、パワハラで退職にまで追い込んだのは、彼1人じゃない。知っているだけでもあと2人はいる。退職していった仕事のできる頭のきれる高学歴の彼らに、自分の頭の悪さ、学歴コンプレックスを、パワハラという武器で潰しにいった、と私は確信している。
卑怯者め
私も、当然その上司とは合わず、人事面でもあからさまな差別を受けている。理不尽な事も押し付けられ、でも、黙っていられない私はあからさまに態度に表しますけどね。自分でも、強気な自分が怖いわ、とつくづく思う
話しを彼に戻します
彼、とうとう壊れ、働くことも出来なくなり、退職しました。
しばらく休んだ後に、消えていくように、いつの間にか…
何もお別れの言葉も交わさず、それがいつまでも心残りだった。
そんな時、別のスタッフの送別会があり、彼と再会した。というか、彼もくると聞きつけたから、参加したんだけどね。
元気そうでホッとした
病気も、徐々によくなってきている、と言う事で、元々頭のいい子なので、知り合いから誰かいないかと相談されてた、労務士の仕事があるんだけど、どう?やってみない?って聞いてみた。主治医と相談してみると前向きだったけど、まだ、やはり時期尚早という事で、話しはなくなった。
それから、程なくして、別のスタッフから、彼が癌で闘病中だと聞かされた。
詳しく聞くと、肝臓と膵臓の癌、どちらが原発かわからないが、膵癌と聞いた途端、愕然とした。発見されたら手遅れの率が高いくらいは、私でも知っているから。
会わなきゃ!
絶対、会って励ましたい!
黙って辞めていった時の寂しさは、もう繰り返したくない!
もちろん、治るって信じてるけど、
とにかく会わなきゃ!
そこで、昨日、やっと、会えました!
長くなってきたので、続きは次回にでも…