たまたま仕事で、これから開業される先生(医師)とお話しする機会がありました。
最初の印象は、見た目が地味で無口、開業なんかして大丈夫なのか?なんて、勝手に心配になりました。そんな感じの方でした。
でも
気がつけば、1時間くらいいろんなお話しをしてて、先生の人間性に惹かれました。
小さい頃に出会った町のお医者さんに心うたれ、医師を目指したとのこと。何年も大病院で働き続け、疑問を感じ始めた。大病院は地域の医院からの紹介患者を診察し、そして、紹介元へ戻す、それがルール。
「毎日何人もの初診患者を診ては戻す、まるでラベル貼り(検査や処方を意味してると思われます)をしているだけ、本当にその患者さんに向き合っていない、その後にまで向き合えない…」
先生はジレンマを感じながらも、それは仕方のない事だとわりきって診察してこられた、でも、本当は小さい頃に出会った医師のようになりたかった、その思いはずっと心には持ち続けていたようで、とうとう決心され、大病院を退職し、町のお医者さん、としての道を選ばれた。
そんな思いがあったなんて…
お話ししてても真摯に患者さんに向き合う、温かい、誠実な思いしか伝わってこない。
ただただ本音で飾らず気取らずお話しをしていただけた…
こんな素敵なお医者様が身近にいたなんて、そして、お話しすることができて、私は幸せだ。
きっと、成功する
(採算度外視なのが、ちょっと気になるが…)
もちろん、大病院でなければ出来ない事もたくさんあるので、それぞれが役割分担をこなしていけばいいのだと思う。
こんな素敵なお話しを聞くことができたことは、毎日毎日落ち込んだ数字を上げる方法ばかりを考えている私には、心が癒された貴重な瞬間でした。
珍しく仕事をしててよかった、と思えた出来事でした。