占星術や先住の民の暦、数秘術などについて、ブログで紹介してくださっている方々がいらっしゃる。
思い出すことがあった。
若い時に、心理学から数秘術に研究を変えた友人がいた。ナスカの地上絵を観にゆき、インスピレーションをもらったという。誕生日等から、その人の未来が分かるらしい。
その友人は、私にどんな困難があっても、初心を通せば、中年以降、安らかな日々が訪れると伝えてくれた。若い頃は苦悩に満ちており、ああ、そんなことがあればいいなあと、励まされた。
占星術については、ある講演会を思い出す。心理学と占星術を統合させようとしていた、冥王まさ子さんという方がいらした。恩師の知り合いだったのだろう。なんとなく参加した覚えがある。
冥王さんは、精気にあふれる女性で、この研究により、様々なことが分かるのだと話していらしたことを、思い出す。
それから10年ばかり後、『狼と駈ける女たち』という、一冊の翻訳本に出会った。先住民族出身の女性研究者の本で、世界の昔がたりのなかに込められた真実から、女性たちを励まし続ける内容で、私の愛読書だ。
後書きを読んで、驚いた。訳者の横山眞佐子さんは、あの冥王まさ子さんだったのだ。眞佐子さんは何としてもこの本を世に出したくて尽力したが、翻訳途中に、若くしてお亡くなりになった。その思いを継いで、ご友人が残り部分を翻訳したと書かれてあった。
私に励ましを与えてくれた人たちの真摯な生き方に、感謝でいっぱいだ。
私には特定の信仰はないが、最近出会った「協生農法」を提唱する大塚隆さんがブログで、“食べる”ということは栄養を摂るということではなく、“いのち”をいただくことだ、と書かれていて、そうだなと思った。
星は、航海に欠かせぬ目安で、東洋にも西洋にも、星座の名前がある。満月に種をまき、子が産まれ、新月に木を伐る。長い間、人間は星めぐりを大切に暮らしてきた。
友人が数秘術を学ぶきっかけになったナスカの地上絵は、天空から観ないと分からない巨大な絵だ。
星や月を見上げて祈りを捧げてきた私たちもまた、地球という星の住人なのだ。