鎌倉編と銘打ってますが、他の編ができるかどうかわかりまへん。
気まま、思いつき、わがままなお出かけがテーマですから、なかなかね、難しいのよ。
さて、江ノ電の乗り場に着きました。
構内に入れません。人だらけ。
電車が1台私ほか多くの人を積み残して去っていきます。
やっと14分後に乗れましたが、こんな押しやが必要な混み方は数十年ぶりに経験しました。
歩けば良かったと後悔しましたが、戻るに戻れず人並みに乗って車内に。
お着物の方もちらほら。
着崩れないかと横目で見ながら。

目指すは長谷。
海に行きたいのよ。
密さんの絵を見たいのよ。
お腹も空いたのよ。
そして長谷のrecetteというカフェに着きました。
風情のあるカフェ。
こういう家で一人暮らししたいわ。
午前中に家事と庭仕事を済ませて、ローラアシュレイのワンピースに着替えて音楽を流しながら本を読んだり編み物したりフランス刺繍をしたり
はっは、私は夢見るミーハーなの。
3日で飽きるかもしれない。
遅い昼ごはんは、ご飯系フレンチトースト。
本当に美味しかった。
とても美味しいベーコンでした。
体に染み込んでいく感じのふわふわのフレンチトーストももう文句なし。

このカフェの椅子はとても座り心地が良くて、ずっと座ってられる。
座ってる感覚もないほど自然に座ってられる。
お店の人も静かで穏やかで無駄がなくて。
そして、本日の目的の百花蜜さんの絵を舐めるように見たり横目で見たりしながら、ぼんやりと本を読んで過ごしました。
贅沢。
日の入りまでに近くの鎌倉最古の神社と言われる甘縄神明宮に行くつもりでしたが、あまりの居心地の良さにそこはパスすることにしました。
百花蜜さんの作品
過去と未来とが出会う場所でもあり、それは約束された場所でもあり、私たちはそこに流れて。
再び邂逅する場所を例えば描くとするなら
とでも言うのかな。
静謐と清浄と充足。
密かな微笑みと絶対の幸福感。
包容と抱擁。
何処かではない此処
私は、昨年から伊坂幸太郎の螺旋プロジェクト(8人の作家による同じテーマの古代から未来までの物語)を読んでいるのですが、百花蜜さんの作品を見るとこの海族と山族の壮大な物語を思い起こします。
そしてその色合いはこの1.2年でより色濃くなってきていると思うのです。
この方の「流れつく」「いつかきっと」に向かって創作の軸がすっと明らかになってきたようにも思います。
なぞと語っても、私は人間が薄いから上手く言えない。あな、口惜しや、ペラペラ人間。
長谷のカフェrecetteで27日まで展示してあります。
そして、私は海に向かいました。







