久々に宝塚の話。
先週、退団した宝塚歌劇団星組トップスター、礼真琴さん。2023年の宙組娘役さんの不幸な出来事を全く消化も反省も懺悔も無しのままの劇団に世間へその出来事を払拭させてくれるような輝く煌めきを放ったトップスターでした。
小手先の誤魔化しで悲劇をなきものにしようとしている劇団と違い、ひたすら己の職務を全うしていきました。もちろん、それは2023年以降に退団した他のトップスターの方達も同じです(除く宙組)。
人気のトップスターが退団するとファン達は
「もう2度とあんな人は現れない」
的な事を述べます。
そりゃそうです。
皆違う人間なので同じトップスターは出てきません。十人十色の個性があるからです。ただ、似たようなタイプのトップスターは出てきます。顔は宝塚歌劇団好みの顔を取るのでどうしても似通ってきます。
トップスター制度が無かった昭和ベルばら以前、雑誌でしか知りませんがフェアリータイプと人気を博した那智わたるさん。その系譜を継ぐと言われた昭和花組オスカル様の安奈淳さん。明日海りおさんまでこのフェアリータイプは連綿と続いてます。
職人系ならば大浦みずきさんから香寿たつきさんまで。
長身の男装の麗人タイプならば日向薫さんから凰稀かなめ様まで🥰
などなど。
礼真琴さんはどこに当たるか?
フェアリータイプで職人系です。
この職人系は技量がありすぎて逆にトップスターになりにくい、なるまでに時間がかかる、という人がままいましたわ。
しかし礼真琴さんほど突出した才能の持ち主は観劇歴、昭和ベルばら以降ならば50年、平成以降ならば37年を持ってしてもいなかった。
ダンスの上手い人
歌の上手い人
芝居の上手い人
声のいい人
喉が強い
礼真琴さんはその全てが突出した才能の持ち主でした。残念ながら身長は170センチ公称ながらそんなにはありませんわ。男役はサバ読みますから。実際身長165センチ前後と思います。
顔は可愛いギャル系。丸い顔に大きな目、鼻、と宝塚好みの丸顔で大ぶりな顔立ちです。朝海ひかるさんや大輝ゆうさんなど。
礼真琴さんは身長や顔立ちを無視しても有り余る才能がありました。とにかく「上手い」レベルではなく「突出」レベルです。
強い喉と低音でよく響くイケメンボイス
緩急自在でポップもバラードも痺れる歌のうまさ
ハイテクデジタルかーい!といいたくなるキレキレダンス(ただし、大浦みずきさんのエレガントさはなし)
芝居も及第点(うなるほど上手いわけではない)
あの声と歌とダンス
これが全て突出していたトップスターはそれこそ今後現れるとは思えない。宝塚では前述しましたが飛び抜けるほど上手い人はトップスターになりにくい。才能があっても「華」がない人が多いから。
礼真琴さんは突出した才能と共に
「絶対トップスターになる人」と
周囲を納得させる「華」の持ち主でもありました。
宝塚が120年、200年を目指すなら彼女ほどの突出した才能と華を持つ人をトップスターにするべく大切に養成していくべきと思います。
それには心のケアも必要です。
「結婚しても在団できる」なそんな的外れな改悪を誰が望んだんですか?ファンですか?生徒ですか?それとも結婚してでもこの人にトップスターしてもらわないと劇団の将来がヤバい、と思ったんですか?
アホですネ。
家へ帰って旦那さんのために掃除洗濯食事の世話する、子供のオムツかえる、とガッツリな日常を想像してしまう男役を観たいか?舞台でリーゼントでキザる男役が「ああ、家に帰ったら主婦してんのかな」とファンが微笑ましく思って観ると思うか?
夢見れんよ…
ファンはね、宝塚に日常生活してるのを観たいと思ってないよ。自分たちの日常とは180度異なる夢を見たいんだよ。
それが根底から覆される事を誰が望んでるんだ!是非をファンに投票してから決めてもらえ!あの悲劇をなし崩しにして誤魔化し、世間の噂も75日扱いした結果がこれか?
礼真琴さんという鳳蘭さんに続く不世出のスターを50年経ってようやく排出し、綺麗に退団させたのに、まだ何も学んでいない宝塚。
本当に礼真琴さんレベルのトップスターは2度と出ないでしょうよ…結婚在団なんて事は劇団存続も危ぶまれるから😤