チャオチャオ~  ♪   あたちの  おともだちぃぃ~  わんわん



春の兆しのカーテンを 恐る恐る開けるのが

五ミリほどの 空色の小花だと おもっているのん


弥生の声を 聞くと 歩く道すがら 無意識に探してしまうんやよっ

出会えたときは 思わず

「 お久しぶりっ バイバイ 」 と 手をあげて あいさつしてしまうんやよぉ


それを 合図に 春は 一気に やってきます

沈丁花の 甘い香りの あいさつが 風に乗ってやってくると バラ バラ バラ

もう 春 一色 

そして ○ ○ ○

さくら 桜 さくら のファンファーレで あたちの春は エンディング ・・・・・



春の 「」 よ~い どーんっ 「」 をしてくれる その花の学名は

オオイヌノフグリ

空色の花は 楚々と 可憐なのに 実の形から

「 犬の股間の袋 」 と名付けられて ・・・ 

さぞかし この花の精は 学者という種類の人間の無粋に 立腹しているではないかしらん


その花は  花ブルー 瑠璃唐草 花ブルー という美しい名を 持っていますが

その命名者に 心からの ありがとうを 伝えたい  



犬ふぐり 星のまたたく如くなり              -  高浜虚子  -


夕づける 風の冷えそめぬ 道ばたの 

       空色の小花  みなみなつぼむ         -  木下利玄 -


おはな。 おはな。 おはな。 おはな。 おはな。 おはな。 おはな。 おはな。 おはな。 おはな。おはな。 おはな。 おはな。 おはな。 おはな。 おはな。 おはな。


せんえつながら ・・・・・


                      ひだまりに 青くきらめく 星みつけ


                      いぬふぐりこそ 愛しけれ 神より 空の色を賜いて