本当なら去年のうちにこの記事を、
書くつもりでしたが、
暮れでバタバタしていたので、
年明けになってしまいました。
脚本家の内館牧子さんが、
2025年12月17日
天に旅立ちました。
77歳で急性左心不全が
死因だったそうです。
辛い闘病生活など経験せず、
パッと旅立つというのは、
理想の姿かもしれませんが、
日本の女性の平均寿命は、
87.13歳です。
(2024年度の統計)
ちょっと早すぎましたね。
私が今よりバカだった頃、
政治にも社会情勢にも関心が薄く、
テレビと言えば、歌番組やドラマを
よく観ていました。
そして、
内館牧子さんが脚本を書いた
ドラマにお世話になりました。
現実では経験できないような
疑似体験をして、
人生が豊かになったような
錯覚をして楽しんでいました。
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ドロドロの人間関係のドラマもあり、
「想い出に変わるまで」は、
婚約者を妹に奪われる
(寝取られる)
というストーリーで、毎週、
ドキドキハラハラ観ていました。
その時の姉のセリフですが、
「妹とは、子供の頃、お揃いの朝顔の
浴衣で盆踊りに行ったのよ!
だから~(恨むことが出来ない)」
という言葉で・・・
何か心に突き刺さりました。
その時は、まさかそんな事が、
あったら世界で一番不幸だと思って
しまうのかも知れませんが、
今の現実
(実験的予防接種で多くの人が
命を落としている。
日本が滅びそうなくらい移民が
入って来て、政治家は売国奴、
戦争が起こるかも知れない
隣国との緊張感)
を考えたら、
当時は、なんて呑気な事を、
考えていたんだろうと思いました。
さて、内館牧子さんは、
お相撲が大好きで、
女性初の横綱審議委員として
角界に携わり、
当時横綱だった朝青龍の言動を
厳しく批判し、
「朝青龍の天敵」
と呼ばれたそうです。
何故、相撲(観戦)が好きになった
のでしょう?
Wikipediaの情報です。
なるほど、幼い頃の経験は、
強いインパクトがあるんですね。
ところで、内館牧子さんは、
エッセイ集も出していて、
それが、中々面白いんです!
効果のあるダイエット法として、
好きな人の写真を
冷蔵庫に貼っておく
ことが提案されていました(笑)
確かに食べたい欲求が
抑えられますね。
エッセイの中で、
(OL時代のエピソードですが)
ある一人の女性の姿が描かれていました。
その女性は、
生涯独身で定年まで働いて
定年を迎えた最後の出勤日、
社員の皆から花束を贈られ、
その花束を受け取る。
一人の女性の人生の大切な一頁が、
文章から活き活きと伝わって来て、
切ないような、なんとも言えない
気持ちになったものです。
「バカ女は、、、
ペーパータオルを2枚使う」
というエッセイ
(短編のひとつのタイトル)
も、面白かったですね。
トイレから出て、
「あっ、この人バカ女かも?」
と思うような女性は必ず、
ペーパータオル2枚使う。
「やっぱりね~!」って
思うそうです。
1枚で手が充分に拭けるのに、
2枚使うなんて・・・。
と心の中で思った事が書かれていて、
そのエッセイを読んでから、
バカ女と思われないように、
ペーパータオルを節約するように
なりましたわよ!
最近の女性は「枯れ木」と
同じイントネーションで
恋人の事を「彼氏」と呼ぶ。
というのも、面白かったですね!
でも、
昔と変わらないのは、
若い女の子の間で、
「私の彼氏なの!」
と写真を見せたら、
何か微妙な・・・
彼氏だったそうだけど、
女の子たちは、一瞬間を置いて
「優しそうな人ね~!」と
誉めていたとのこと。
その光景を遠くから見て、
昔も今も、
誉めるところがない時は、
「優しそう」と言って
誉める女性の気遣いは、
昔も今も同じだと云う事で
ホッコリしたというような
話が書いてありました。
女性特有の同性に対して、
実は厳しい目で見ているところや、
勝手に気に入らないと
思っているところ、
(バカ女認定)
昔と本質は変わらないと
心の中で、安心するところなど、
正直に、書かれていて、
共感しました。
ドラマの中に自己投影をして、
呑気な幸せな時間を過ごすことが、
出来ました。
(ドラマがヒットしても)
脚本家って、儲からないと
内館牧子さんも言っていましたが、
頭の中で考えて書いた事が、
魅力的な女優、男優に演じられ、
世の中の人(特に女性)に
自己投影される。
なんて、素敵な職業でしょう。
なんて、素敵な人生だった
のでしょう。
日本が豊かだった時代、
日本人がもっと幸せだった時代に
活躍した人が、また一人、
この世を去ってしまいました。
今まで本当に
ありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。





















