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でも、実際に削除するとなると、国連憲章そのものを改正しなければならない。 総会の3分の2の賛成だけでは足りない。 加盟国の3分の2の批准に加えて、中国を含む安保理常任理事国5か国すべての批准が必要になる。 つまり、本当に削除を実現したいのなら、中国にも批准してもらわなければならない。 それなのに今回、高市首相は国連総会という国際社会のど真ん中で、 「早急に削除されるべき」 「日本の誇りと名誉にかけて、強く申し上げる」 と強く打ち出した。 当然、中国は反発した。 そして今度は日本の外務省が中国を名指しして反論する。 ちょっと待って。 死文化している。 削除要求も50年以上前から政府方針。 そして、実際の削除には中国の批准が必要。 それなら、なぜ国連の壇上で、わざわざ中国との対立を深める形でこの問題を前面に出したのだろう。 本当に目的が「旧敵国条項の削除」なら、 削除するための外交になっているの? 私はそこが一番わからない。
※平和憲法を忠実に遵守して、なんなら、自衛隊の非武装も成し遂げた上で、敵国条項を削除してくれと訴えるのが筋だろう。っていうか、平和主義に徹していれば「旧敵国条項」など事実上死文化しているのだから、そんなもの無視していればいい。