こんにちは!のりこです。
わたしが、昔うつ病になった理由が
すこしずつ分かってきて
実体験のエピソードから
エッセイを書いています
きょうのテーマ
***
私は最初、うつ病になったことを
「なんでわたしがこんな目に遭うんだろう」
と、思っていた。
病院に通うのはすごくイヤで
薬を飲むことはもっとイヤだったので
勝手にやめたり増やしたりして
不良患者であった。
その一方で、誰にも言わなかったけど
「今までこんなに苦しかったんだと
やっと周りの人に分かってもらえる」
と、思う私もいた。
私はどこかで
ずっとこんな生き方してたら
いつか病気になるだろうなぁという思いが
うっすらこころの中にあった。
だから病になったとき
やっぱりなぁ、という感じだったのだ。
「なんでわたしが、、」の文句は
たぶん、言ってみたかっただけである。
本当は、分かっていた。
当時は毎日のように日記を書いていて
自分の正直な思いを書きなぐった後に
ふと
「もし、
自分のキモチをこうして人にも伝えられたら
自分が心に正直に生きていたなら
別に、病になるところまでいかなくても
よかったんじゃないかなぁ、、。」
という思いが、よぎった。
3~4年くらい
病の状況が良くならず
「これはわたし自身が作ってるのかもしれん」と
思うようになった。
その考え方を教えてくれた友人がいて
私は病と戦うのをやめることにしたのだ。
「自分で病を治す努力をしよう」
「どうせ再発する可能性が消えないなら
共存する道を考えよう」と決めた。
***
私がまず実践したことは、二つ。
嫌いだった薬と病院に対して
接し方を改めることだった。
イヤイヤ飲んでいた薬を飲む前に
「サポートしてくれてありがとう」と
心の中で伝えてから飲むようにした。
基本なのだが
勝手に多く飲んだり
減らしたりするのをやめて、
自分が何の薬をどれくらい飲んでいて
どんな効果、副作用があるのか
お薬手帳や薬の辞書などを見ながら
勉強した。
薬を飲むときのポイントは、こうだ。
なるべく薬が持つ効用の方に注目して
今、気分が穏やかなのはこの薬の効果かもなぁ~
ありがてぇ~
と、フォーカスをしてみる。
本当のところはどうなのか分からないが
少しこころがポカポカするのを
感じていた。
おぉ、これはいいかんじかも。と
体感した私は
薬を卒業することになった最後の日まで
その方法を採用していたので
一定の効果があったかもしれない。
副作用に関しては
口が震えたり、挙動が止まらなかったり
いろいろな症状があったが
生活に支障があるもの以外は
フォーカスするのをやめることにした。
「口がふるえとるな~」と
手鏡で見てみたり
「今、アカンわ。寝よ寝よ。」と
感情移入せずにさっさと寝たりした。
生活に支障があると感じたことは
診察の日に相談をして
お医者さんに意見を聞いてみた。
それまでは、副作用に対して
激しく一喜一憂していたのだが
感情移入することをやめてみたら
少しずつ気にならなくなってきて
いつの間にか出なくなっていた。
今思えばあれは
主体性を取り戻すための
良い練習になった。
私は人の感情には
まだまだ揺さぶられるのだが
病気の症状には
自分でも他人でも
あまり感情移入することはない。
冷たいかもと思うこともあるが
いい学びをしたなぁとも思う。
***
その次に
お医者さん(ゆあさ先生)と信頼関係を築くために
薬の処方を守ったり
生活習慣の指導を受けたことを取り組んだりして
基本をちゃんとやるようにした。
診察は二週間に一回だったので
診察日に経過を説明できるように
二週間分の自分の様子を
メモすることにした。
ぜんぶ覚えてしゃべることはできないので
一番伝えたいことをまとめておいて
診察室でまとめたメモを見ながら
先生に話した。
同じように精神科に通ってる人が
ブログで書いているのを読んで
「なるほど!それいいな!」と思い
真似して始めたものだったのだ。
こんな風にしないと
私って自分の話したいことを
話すことができないんだなぁ~と
情けなくもなったけど
そんなこと言ってる場合じゃねぇ~
やるしかないんや~と
恥とかプライドを
少しばかり捨てることができた。
それから少しずつ、症状は回復していった。
病は、たぶん恥とかプライドと同じように
ずっと私の中にいて
私から出てきていたから
悪でも戦うものでも、なかった。
症状が落ち着いてから
自分が蒔いた種って何だったかなと
思い出す流れがやってくる。
こうして
今の私が自分と向き合うときに
病と向き合っていた経験が
すごく活かされているなぁと、最近気づいた。
自分が決めて自分と向き合う大切さを
身をていして教えてくれた病と
私の身体に
感謝の気持ちでいっぱいだ。
もうこれからはぜったい
自分で自分を苦しめることはしないよ
咲かせたくないものの種は植えない、と
私は私に、約束することにした。
